BMW X3 xDrive20d M Sportに試乗してきた [車]
新型BMW X1の試乗の際、気になっていたX3 xDrive20dに試乗してきた。
モデルはX3 xDrive20d M Sportで、車両本体価格は658万円。
ボディカラーはメタリックのブラックサファイヤ。
先のマイナーチェンジでフロントマスクが変更となったが、個人的にはマイナーチェンジ前の方が好み。
サイドから見ると、X1よりSUVらしいデザイン。
ただしボディラインはX1の方がエレガント。
後部もまとまってはいるが、X1の方が新しい感じがする。
エンジンは2.0リッター直列4気筒ツインターボディーゼルエンジンを搭載。
エンジンルームと比較して、コンパクトな印象のエンジン。
最高出力184ps/4000rpm、最大トルク38.7kgm/1750-2750rpmを発生。
直前に試乗したX1 xDrive 20iは2.0リッター4気筒ツインターボエンジンから、最高出力192ps/5000rpm、最大トルク28.6kg/1250-4600rpmなので、トルクが圧倒的に違う。
ちなみに排気ガスはまったくディーゼル臭くは無い。
むしろガソリンエンジンより無臭と思われる。
M Sportなので各部がM仕様になっている。
ラゲッジルームはX1と比較すると、圧倒的に広い。
なおラゲッジルーム内のレールにフックを装着可能。
合わせて付属のネットで荷物を固定することができる。
さて車内に乗り込むと、見やすいメーターパネルが目に入る。
こちらはナビや走行モードの設定ボタン。
配置はX1とやや違うものの、ほぼ同じボタンで違和感が無い。
ボタン式パーキングブレーキの下にあるのはオートマチックホールド機能で、このボタンをオンにしておくと停車時に自動でパーキングブレーキが掛かり、ブレーキペダルから足を離していてもクルマが停車する便利な機能。
ちょっとびっくりしたのが、車体上部からの画像が表示されるところ。
なんでも魚眼レンズを使用して表示しているとのことだが、画僧に歪みなど無くきわめて自然な印象。
少しハンドルを切ったが、予測されるタイヤの軌跡を画面に表示している。
なおX1にも装備されている、縦列駐車をドライバーに代わりステアリング操作を自動的に行うパーキングアシスト、レーンディパーチャーウォーニング(車線逸脱警告システム)、前車接近警告機能、衝突回避・被害軽減ブレーキなどのドライビングアシスト、リヤビューカメラ、パークディスタンスコントロールなども装備。
さて試乗に入る。
エンジン始動すると外部からはディーゼル音がそれなりに聞こえてくる。
車内に入るとあまり分からないが、気にして聞いてみるとディーゼルかなという気がする。
更にエンジンに負荷をかけた際には、音や振動でディーゼルと分かる。
国道に入り加速をする。
十分な加速ではあるが、X1の軽さと比較するとやや重い印象。
X1でも試した急な坂道のスタートも問題なくこなすが、X1の方がよりスムーズであった。
それと少しアクセルを戻して再加速する時などは、やはりディーゼルエンジンの鈍感さを感じる。
この辺りがX1と比較しての大きな違いだろう。
ただし非常に出来の良いX1のすぐ後に試乗したので分かったのだが、このディーゼルエンジン単体で試乗していたら気付かなかったかもしれない。
よくできたディーゼルエンジンだと思う。
コーナーの踏ん張りは車重の軽いX1と同等で、かなり良い方だと思う。
ただしこのモデルがxDrive20d M Sportなので、スポーツサスペンションなどの装備の効果もあると思う。
さてX1と比較試乗した結果であるが、SUVらしさや居住空間、視界の良さなどはX3が勝っている。
ただしX1も必要十分な広さ、X3に迫る装備、xDrive20i比較で122万円もリーズナブルな点は見逃せない。
エンジンの比較で言うと、圧倒的にガソリンエンジンの勝利のように思えた。
ただしX1(ガソリン)とX3(ディーゼル)の比較なので、同じX1での比較だと、どうなるか分からない。
燃費(JC08モード)はディーゼルの方が4km/L勝っているが、より軽いX1であればもっと差がつく可能性がある。
これはX1のディーゼルの乗ってみないと結論は出せないと思う。
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モデルはX3 xDrive20d M Sportで、車両本体価格は658万円。
ボディカラーはメタリックのブラックサファイヤ。
先のマイナーチェンジでフロントマスクが変更となったが、個人的にはマイナーチェンジ前の方が好み。
サイドから見ると、X1よりSUVらしいデザイン。
ただしボディラインはX1の方がエレガント。
後部もまとまってはいるが、X1の方が新しい感じがする。
エンジンは2.0リッター直列4気筒ツインターボディーゼルエンジンを搭載。
エンジンルームと比較して、コンパクトな印象のエンジン。
最高出力184ps/4000rpm、最大トルク38.7kgm/1750-2750rpmを発生。
直前に試乗したX1 xDrive 20iは2.0リッター4気筒ツインターボエンジンから、最高出力192ps/5000rpm、最大トルク28.6kg/1250-4600rpmなので、トルクが圧倒的に違う。
ちなみに排気ガスはまったくディーゼル臭くは無い。
むしろガソリンエンジンより無臭と思われる。
M Sportなので各部がM仕様になっている。
ラゲッジルームはX1と比較すると、圧倒的に広い。
なおラゲッジルーム内のレールにフックを装着可能。
合わせて付属のネットで荷物を固定することができる。
さて車内に乗り込むと、見やすいメーターパネルが目に入る。
こちらはナビや走行モードの設定ボタン。
配置はX1とやや違うものの、ほぼ同じボタンで違和感が無い。
ボタン式パーキングブレーキの下にあるのはオートマチックホールド機能で、このボタンをオンにしておくと停車時に自動でパーキングブレーキが掛かり、ブレーキペダルから足を離していてもクルマが停車する便利な機能。
ちょっとびっくりしたのが、車体上部からの画像が表示されるところ。
なんでも魚眼レンズを使用して表示しているとのことだが、画僧に歪みなど無くきわめて自然な印象。
少しハンドルを切ったが、予測されるタイヤの軌跡を画面に表示している。
なおX1にも装備されている、縦列駐車をドライバーに代わりステアリング操作を自動的に行うパーキングアシスト、レーンディパーチャーウォーニング(車線逸脱警告システム)、前車接近警告機能、衝突回避・被害軽減ブレーキなどのドライビングアシスト、リヤビューカメラ、パークディスタンスコントロールなども装備。
さて試乗に入る。
エンジン始動すると外部からはディーゼル音がそれなりに聞こえてくる。
車内に入るとあまり分からないが、気にして聞いてみるとディーゼルかなという気がする。
更にエンジンに負荷をかけた際には、音や振動でディーゼルと分かる。
国道に入り加速をする。
十分な加速ではあるが、X1の軽さと比較するとやや重い印象。
X1でも試した急な坂道のスタートも問題なくこなすが、X1の方がよりスムーズであった。
それと少しアクセルを戻して再加速する時などは、やはりディーゼルエンジンの鈍感さを感じる。
この辺りがX1と比較しての大きな違いだろう。
ただし非常に出来の良いX1のすぐ後に試乗したので分かったのだが、このディーゼルエンジン単体で試乗していたら気付かなかったかもしれない。
よくできたディーゼルエンジンだと思う。
コーナーの踏ん張りは車重の軽いX1と同等で、かなり良い方だと思う。
ただしこのモデルがxDrive20d M Sportなので、スポーツサスペンションなどの装備の効果もあると思う。
さてX1と比較試乗した結果であるが、SUVらしさや居住空間、視界の良さなどはX3が勝っている。
ただしX1も必要十分な広さ、X3に迫る装備、xDrive20i比較で122万円もリーズナブルな点は見逃せない。
エンジンの比較で言うと、圧倒的にガソリンエンジンの勝利のように思えた。
ただしX1(ガソリン)とX3(ディーゼル)の比較なので、同じX1での比較だと、どうなるか分からない。
燃費(JC08モード)はディーゼルの方が4km/L勝っているが、より軽いX1であればもっと差がつく可能性がある。
これはX1のディーゼルの乗ってみないと結論は出せないと思う。
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2015-10-28 06:00
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