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【国内】Mercedes-Benz S-ClassにISG搭載モデルを発表 [車]

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メルセデスベンツ日本株式会社はS-Classに新技術ISGを搭載したS450、S450 エクスクルーシブ、S450 ロングの3モデルを発表した。

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コンパクトな新型直列6気筒エンジンとISG、48V電気システムおよび電動スーパーチャージャーなどの新技術を搭載することにより、効率性、快適性、高性能化を同時に実現。

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ISGはエンジンとトランスミッションの間に配置された最高出力21.8ps、最大トルク25.5kgmを発生する電気モーターでオルタネーターとスターターの機能も兼ね、この電気モーターと48V電気システムにより、従来のハイブリッド車のような回生ブレーキによる発電を行い、約1kWhの容量のリチウムイオンバッテリーに充電、エンジンが低回転時にはその電力を利用して動力補助を行うことで、高い効率性と力強い加速を実現、48Vまで高められた電気システムにより、動力補助に十分な出力を得ることができる一方、60Vを下回る電圧としたことで、専用の乗員保護機構は不要となり、スターターが従来より高出力な電気モーターとなることでエンジン始動時の振動を抑え、エンジンスタートおよびアイドリングストップの際の再スタートの快適性を向上し、2秒以下のエンジン停止は、アイドリングストップをしない時よりも燃料消費量を増加させることから、ドライバーの走行データやレーダーセンサーからの情報をもとに、エンジンが2秒以上停止しないと予測した場合には、あえてエンジンを停止しない機能を採用し、アイドリング時には、電気モーターの充電電流を調整することで、エンジン回転数を毎分520回転という低回転で安定的に保つことを可能にし、効率性、快適性および静粛性に寄与する。

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パワーユニットは3.0リッター直列6気筒ターボエンジンを搭載。
最高出力367ps/5500-6000rpm、最大トルク51.0kgm/1600-4000rpmを発生。
1997年以来約20年ぶりの直列6気筒エンジンで、電化を前提にして設計された初めてのパワーユニットで、直列エンジンの採用によりエンジン左右のスペースに補器類を配置することが可能になったことに加え、従来はエンジン回転を動力源としていたエアコンディショナー、ウォーターポンプなども電動化されたため、エンジン前部のベルト駆動装置が不要となりよりコンパクトなエンジンとなり、エンジン近接型の触媒を採用しより効率的な排出ガス処理を可能とし、12mmオフセットされたエンジンや、シリンダーウォールにスチールカーボン材を溶射コーティングするNANOSLIDE摩擦低減加工を施すことで、フリクションロスを低減している。

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排気によるターボチャージャーが効果を出しづらい、低回転域で過給を行う電動スーパーチャージャーを搭載することにより、ターボラグを解消、電動スーパーチャージャーとISGによる動力補助および排気ターボチャージャーとの組み合わせで、あらゆる回転域で俊敏なエンジンレスポンスを実現している。

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価格は下記の通りとなる。
S450:1,147万円
S450 エクスクルーシブ:1,363万円
S450 ロング:1,473万円


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