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【国内】Mercedes-Benz 新型G-Classを発表 [車]

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メルセデスベンツ日本株式会社は新型G-Classを発表した。

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先代モデルより継承されているオフロード走行に適したラダーフレームを新設計し、最大3.4mm厚のスチール鋼板を「ロ」の字型にした鋼材から制作し、MAG溶接技術で組み立てることで悪路走行時に求められる強度、剛性、安全性を高め、さらに約170kgの軽量化を図りながらボディは大型化させ、室内空間を拡大。

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サスペンションはG-class開発チームとMercedes-AMG社が協業し、フロントのダブルウィッシュボーン独立懸架サスペンションとリアのリジッドアクスルを組み合わせて開発、フロントのダブルウィッシュボーンサスペンションのコンポーネントはいずれも、サブフレームなしでラダーフレームに直接取り付けられていて、フレーム上のロアウィッシュボーン取り付け点は、走破性向上のため高い位置に設定、フロントのディファレンシャルギアに対して270mmの地上高を確保し、オフロード性能の向上に貢献している。

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走行性能は登坂能力は適切な路面で最大100%、前後アクスル間最低地上高は241mm(従来比+6mm)、最大渡河水深は水中泥中走行時700mm(従来比+100mm以上)、安定傾斜角度は35度(従来比+7度)、デパーチャーアングルは30度(従来比+1度)、アプローチアングルは31度(従来比+1度)、ランプブレークオーバーアングルは26度(従来比+1度)と高い性能を持っている。

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ドライブモードはダイナミックセレクトによって路面や走行状況に応じて瞬時に5つのドライブモードを切り替えることが可能で、エンジンやトランスミッション、サスペンション、ステアリング、運転支援システムの特性によって「コンフォート」「スポーツ」「エコ」「インディビジュアル」の4モードに加えて、今回追加された「Gモード」が選択可能となり、「Gモード」は3つのディファレンシャルロックのいずれかを作動させる、または通常より2倍以上の駆動力を発揮するオフロード用低速ギアのLOW RANGEを選択した場合に有効になり、このオフロードモードはシャーシの調整式ダンパーとステアリング、アクセル特性を変更し、不要なギアシフトを回避することにより、最適なコントロールと最大限の悪路走破性を確保する。

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G550には4.0リッターV8ツインターボエンジンを搭載。
最高出力422ps/5250-5500rpm、最大トルク62.2kgm/2000-4750rpmを発生。
気筒休止システムを採用しており、エンジン負荷に応じて気筒を休止して燃費効率を向上している。

AMG G63には4.0リッターV8ツインターボエンジンを搭載。
最高出力585ps/6000rpm、最大トルク86.7kgm/2500-3500rpmを発生。

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トランスミッションは軽量化された、新型9G-TRONICを採用。

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エクステリアは堅牢なプロテクションモール、テールゲート外側のスペアタイヤ、外部に設けたドアヒンジとボディ面に載せるスタイルのボンネット、突出したウィンカーなど、オフローダーとしての個性を主張するデザインや装備をスクエアフォルムに搭載し、G-Class独自のデザインを踏襲、フラットなフロント/サイド/リアウィンドウは、リアウィンドウを除いてすべて微細な曲面を描いており、オフローダーとしての個性を継承しながらもエアロダイナミクスを向上、新デザインのフロントラジエターグリル、フロントバンパー、丸形のLEDヘッドライト/LEDリアコンビネーションランプを採用し、Gクラスの個性を色濃く残しながらも、最新のメルセデスデザインによって大幅にアップデートされた。

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インテリアはアイコニックなエクステリアパーツをモチーフにインテリアデザインされ、G-Classの特徴的な円形ヘッドライトの形状は左右のエアアウトレット、ウィンカーをイメージしたスピーカーなど、インテリアでもその個性を強調、パッセンジャーシート前方のグラブハンドルや、3つのディファレンシャルロックを操作するクローム仕上げのスイッチなどは、G-Classならではのインテリアパーツとして継承、厳選されたレザーや上質なウッドトリム、随所に施されたシルバー加飾などを採用し、ラグジュアリーな個性を強調。

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新デザインのインパネは、12.3インチの高精細ワイドディスプレイ2枚が1枚のガラスカバーの下で視覚的に融合したワイドスクリーンコクピット、コントローラーを備えたタッチパッド(センターコンソール上)を採用し、触覚的な反応と車載スピーカーからの音によるフィードバックにより、前方の路面から目を離すことなく操作可能。

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価格はG550が1562万円、AMG G63が2035万円となる。


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