2018年GWの旅 3日目② [旅]
2018年GWの旅3日目。
前夜は「道の駅」九頭竜で車内泊。
雨で荒島岳登山をあきらめ、伊吹山登山に変更。
そして9:25頃登山開始。
山頂までは6,000m。
岩が多い道を進む。
木の根元付近に見えるのはひろきち地蔵。
山へ炭焼きに出かけたひろきちさんが六合目でお地蔵さんを見つけて、家の仏さんになってもらおうと持って降りると、一合目で急に重くなるが、やっとのことで持ち帰りしばらく家でおまいりしていたのだが、そのうち病気で寝込んでしまい、見舞の村人にお地蔵さんを伊吹山にかえしてくれと頼み、一合目付近まで運びあげておまつりしたという。
9:45頃、1合目に到着。
旅館や売店などいくつか並んでいた。
この日の装備は長袖Tシャツにフリースだったのだが、厚くなったのでここでフリースを脱ぐ。
ここからは伊吹山スキー場のゲレンデを登っていく。
伊吹山スキー場は2008年から休業、その後2010年にリフトが撤去、麓から3合目までの伊吹山コンドラはその後も観光用に季節運行されていたが、全て運休となりそのまま廃止された。
>
ちょっと登ったところにある立派なトイレ。
「みはらしや」とある廃墟。
振り返ると確かにすでにみはらしのいい絶景がある。
10:00頃、2合目に到着。
この辺りで足の疲労が始まり、一番苦しく感じたところ。
4合目に行ったら休憩しようと思っていたのだが、3合目で休憩しようかな。
振り返ると常に絶景がある。
だんだん歩きづらくなってくる。
そして登山口に入って初めて山頂が見えてきた。
駐車場で見た時よりも雲が取れてきている。
伊吹山には伊吹弥三郎や酒呑童子など、大男や鬼の伝説が伝わっていて、2合目から3合目の中間にある開けた草原はマルケバ(鞠蹴場)とよばれ、伊吹弥三郎が鞠を蹴ったところだといわれていまる。
1968年の高松宮杯西日本スキー大会ではここにジャンプ台が設けられていたとある。
平地に出て歩きやすくなる。
足の疲労は取れてきたので、3合目で休憩しなくてもよさそう。
左はお花畑が広がっていて、柵内に入り見学が可能。
黄色いウマノアシガタと白いハクサンハタザオが咲く道。
右側には「伊吹高原ホテル」と「Ibukiyama GONDOLA」の廃墟が見える。
10:23頃、3合目に到着。
足は元気に復活した。
3合目にも立派なトイレがある。
ここから先は山頂までトイレなし。
休憩なしに進む。
山頂はすっかり晴れていてテンションが上がる。
比較的フラットで歩きやすい。
10:30頃、4合目に到着。
四角いコンクリはかつて存在したリフトの土台らしい。
3~4合目は楽々だったので休憩なしで進む。
河原の岩が転がるのような道を登る。
自販機を発見。
ここが5合目らしい。
10:42頃、5合目に到着。
上の方に小屋らしき建物が見える。
ドリンクの値段は200円と240円。
だいぶ登ってきた。
休憩なしで先に進む。
先ほど見えた建物は避難小屋。
かなり立派な造りである。
この辺りから背の低い植物に変わってきた。
一面に咲く黄色い花。
菜の花のようだが何だろう。
調べてみるとイブキガラシという植物。
イブキガラシのイブキは伊吹山のイブキから来たのだろうか。
10:56頃、6合目に到着。
少しづつではあるが、確実に高度を上げてきている。
先に進む。
下を見るとジグザグに登ってきているのが分かる。
足は絶好調で無限に歩けそうな気がする。
11:07頃、7合目に到着。
かなり遠くまで見渡せるようになった。
行道岩
8合目の西に屹立する巨岩で平等岩とも呼ばれている。
伊吹山修験の霊場とされ、伊吹山寺を開いた高僧 三修がその岩の上で苦行修行をしたのをはじめ、作仏聖 円空は、北海道洞爺湖中之島に残した観音座像の背面に、この平等岩で修行したことを刻んでいる。
岩の上で瞑目したり、岩を回るような修行が成されていたとある。
この辺りからかなりの急坂になってくる。
11:25頃、8合目に到着。
歩いてきた道がかなり小さく見える。
この辺りは登り下りで譲り合いながら進む。
手掛岩
伊吹山は修験の山で、かつて山の六分より上は女性の登山が許されていなかった。
むかし出家した夫を求めて山に登り始めた女性が七分まで来た時に、ここで一陣の風が巻き起こり、女性を岩から引き離して、谷に投げ落とそうとした。
最後まで振り落とされまいとしてしがみついた女性の指跡は、ついに岩を削り取って、指の跡がいつまでも岩に残っている。
ここから上は神の領域であるという、山岳信仰の結界を示す岩である。
またこのあたりから上の斜面は、岩が露頭するカレンフェルト(石塔原)とよばれる石灰岩地特有の地形が広がっているとある。
先に見えるのは山頂かな。
そして11:47頃、山頂広場に到着。
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前夜は「道の駅」九頭竜で車内泊。
雨で荒島岳登山をあきらめ、伊吹山登山に変更。
そして9:25頃登山開始。
山頂までは6,000m。
岩が多い道を進む。
木の根元付近に見えるのはひろきち地蔵。
山へ炭焼きに出かけたひろきちさんが六合目でお地蔵さんを見つけて、家の仏さんになってもらおうと持って降りると、一合目で急に重くなるが、やっとのことで持ち帰りしばらく家でおまいりしていたのだが、そのうち病気で寝込んでしまい、見舞の村人にお地蔵さんを伊吹山にかえしてくれと頼み、一合目付近まで運びあげておまつりしたという。
9:45頃、1合目に到着。
旅館や売店などいくつか並んでいた。
この日の装備は長袖Tシャツにフリースだったのだが、厚くなったのでここでフリースを脱ぐ。
ここからは伊吹山スキー場のゲレンデを登っていく。
伊吹山スキー場は2008年から休業、その後2010年にリフトが撤去、麓から3合目までの伊吹山コンドラはその後も観光用に季節運行されていたが、全て運休となりそのまま廃止された。
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ちょっと登ったところにある立派なトイレ。
「みはらしや」とある廃墟。
振り返ると確かにすでにみはらしのいい絶景がある。
10:00頃、2合目に到着。
この辺りで足の疲労が始まり、一番苦しく感じたところ。
4合目に行ったら休憩しようと思っていたのだが、3合目で休憩しようかな。
振り返ると常に絶景がある。
だんだん歩きづらくなってくる。
そして登山口に入って初めて山頂が見えてきた。
駐車場で見た時よりも雲が取れてきている。
伊吹山には伊吹弥三郎や酒呑童子など、大男や鬼の伝説が伝わっていて、2合目から3合目の中間にある開けた草原はマルケバ(鞠蹴場)とよばれ、伊吹弥三郎が鞠を蹴ったところだといわれていまる。
1968年の高松宮杯西日本スキー大会ではここにジャンプ台が設けられていたとある。
平地に出て歩きやすくなる。
足の疲労は取れてきたので、3合目で休憩しなくてもよさそう。
左はお花畑が広がっていて、柵内に入り見学が可能。
黄色いウマノアシガタと白いハクサンハタザオが咲く道。
右側には「伊吹高原ホテル」と「Ibukiyama GONDOLA」の廃墟が見える。
10:23頃、3合目に到着。
足は元気に復活した。
3合目にも立派なトイレがある。
ここから先は山頂までトイレなし。
休憩なしに進む。
山頂はすっかり晴れていてテンションが上がる。
比較的フラットで歩きやすい。
10:30頃、4合目に到着。
四角いコンクリはかつて存在したリフトの土台らしい。
3~4合目は楽々だったので休憩なしで進む。
河原の岩が転がるのような道を登る。
自販機を発見。
ここが5合目らしい。
10:42頃、5合目に到着。
上の方に小屋らしき建物が見える。
ドリンクの値段は200円と240円。
だいぶ登ってきた。
休憩なしで先に進む。
先ほど見えた建物は避難小屋。
かなり立派な造りである。
この辺りから背の低い植物に変わってきた。
一面に咲く黄色い花。
菜の花のようだが何だろう。
調べてみるとイブキガラシという植物。
イブキガラシのイブキは伊吹山のイブキから来たのだろうか。
10:56頃、6合目に到着。
少しづつではあるが、確実に高度を上げてきている。
先に進む。
下を見るとジグザグに登ってきているのが分かる。
足は絶好調で無限に歩けそうな気がする。
11:07頃、7合目に到着。
かなり遠くまで見渡せるようになった。
行道岩
8合目の西に屹立する巨岩で平等岩とも呼ばれている。
伊吹山修験の霊場とされ、伊吹山寺を開いた高僧 三修がその岩の上で苦行修行をしたのをはじめ、作仏聖 円空は、北海道洞爺湖中之島に残した観音座像の背面に、この平等岩で修行したことを刻んでいる。
岩の上で瞑目したり、岩を回るような修行が成されていたとある。
この辺りからかなりの急坂になってくる。
11:25頃、8合目に到着。
歩いてきた道がかなり小さく見える。
この辺りは登り下りで譲り合いながら進む。
手掛岩
伊吹山は修験の山で、かつて山の六分より上は女性の登山が許されていなかった。
むかし出家した夫を求めて山に登り始めた女性が七分まで来た時に、ここで一陣の風が巻き起こり、女性を岩から引き離して、谷に投げ落とそうとした。
最後まで振り落とされまいとしてしがみついた女性の指跡は、ついに岩を削り取って、指の跡がいつまでも岩に残っている。
ここから上は神の領域であるという、山岳信仰の結界を示す岩である。
またこのあたりから上の斜面は、岩が露頭するカレンフェルト(石塔原)とよばれる石灰岩地特有の地形が広がっているとある。
先に見えるのは山頂かな。
そして11:47頃、山頂広場に到着。
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