小田原散策 [散策]
週末散策の新規開拓遠征第7弾。
2018年の台風による被害で通行止めになっていた、山伏峠の通行止めが解除されたと聞いたので歩いてみることにした。
7:45頃小田原駅に到着。
バスの発車時刻まで時間があるので、駅周辺を散策する。
今まで気づかなかったのだが、駅から小田原城が見える。
手前にある駐車場がちょっとジャマ。
さて8:05発の箱根町港行きのバスに乗車する。
バスは箱根湯本駅を経由して進んでいく。
箱根町港には8:58到着。
この停留所のすぐ横が箱根駅伝 往路ゴール、復路スタート地点。
隣には「箱根駅伝ミュージアム」がある。
さてR1を箱根峠方面に2分ほど進み、737号線を右に進む。
この日のルートは山伏峠、三国山、湖尻峠を経由して芦ノ湖の桃源台まで向かう。
スタート地点芦ノ湖付近の標高は723m。
三国山の標高は1101.8mなので、378mほど登ることになる。
ちなみにこの日も箱根町観光協会の「はこねのハイキングコース案内図」を参照して進む。
https://www.hakone.or.jp/files/AddB016_2020012315035415350.pdf
すぐ左側に箱根旧街道が見えてきた。
箱根旧街道は、江戸時代の箱根越えの道で、通称箱根ハ里で知られる天下の難所であった。
この急坂の多い山道は江戸時代初期、幕府の官道として整備されたが、すねまでつかる泥道のため当時では近代的な石畳道を完成させたという。
箱根旧街道入口の芦川の石仏群。
もとは芦川集落内の駒形神社境内にあったものを移したといわれている。
箱根で最も古い1658年の庚申塔や、江戸時代後期に建てられた多くの巡礼供養塔などがある。
9:10頃、箱根旧街道を歩き始める。
当時の石畳がそのまま残っている。
向坂を通過。
石畳はずっと続いている。
4分ほど歩き、R1下を通過する。
赤石坂を通過。
石畳は滑りやすいので注意して進む。
釜石坂を通過。
この付近には、400年ほど前の江戸時代に植えられた412本ほどの杉並木が残っている。
風越坂を通過。
挟石坂を通過。
挟石坂を登りきるとR1に合流する。
外輪山周廻歩道の道標に従いR1を右に進む。
すぐに「道の駅 箱根峠」を通過。
「道の駅 箱根峠」の向かいにルートが続いている。
この日進む山伏峠まで3.2km、三国山まで6.0km、湖尻峠まで8.1km。
山伏峠先は、先日まで通行止めを示す×印のテープが剥がされた跡がある。
すぐに十二丁園地を通過。
山伏峠の道標を通過。
あちこちに道標があるので迷うことはない。
ルートに入り山伏峠に向け登る気満々であったが、現れたのはいきなりの下り。
かなりの急坂を下り沢に出る。
沢に架かる橋を2つほど渡る。
この後も橋のない沢をいくつか渡って進んでいく。
そして9:38頃、登りが始まる。
勾配はそれほど急ではないが、壊れかけた階段と、滑りやすい路面で歩きづらい。
20分ほど登ると展望が開けた。
青空の中気分のいいルート。
振り返ると芦ノ湖スカイラインの先に鞍掛山の展望が開ける。
なかなかいい景色。
海平の道標を通過。
後で調べてみると先に見えるピークが海ノ平(941.5m)というらしい。
気分良く登っていく。
海ノ平のピークに差し掛かると、この日のクライマックス。
富士山がそびえたつ。
富士山に向かって伸びる芦ノ湖スカイライン。
ここを走ると、さぞかし気持ちがいいだろう。
富士山に向け歩くルートは全然飽きないし苦にならない。
右にピークが見えてきた。
あれが山伏峠かな。
再び山の中に入る。
笹の中を進む。
そして芦ノ湖スカイラインすぐ横を進んでいく。
自動車専用道路のため歩行者は進入できないので、向かいにある「芦ノ湖スカイラインレストハウスフジビュー」にも行くことができない。
「芦ノ湖スカイラインレストハウスレイクビュー」が見えてきた。
こちらはルート上にあるので歩行者でも利用が可能。
三国山、湖尻への道標がある。
マップを見るとこの先のピークからルートが続いているように見えるので、ピークまで登ってみる。
ピークから見た富士山。
木の枝にさえぎられ、今イチな印象。
愛鷹山と裾野に広がる三島市街方面。
駿河湾の先に見えるのは天城連山。
芦ノ湖方面
奥に見える山並みは左から、神山、駒ケ岳、二子山、屏風山。
さてピーク先に三国山に繋がるルートがあると思っていたが、ルートは見当たらず。
先日まで3年ほど通行止めになっていたので、踏跡など少なく見つけづらいのだろうか。
ルートを探して周囲を歩いてみる。
25分ほど探してルートを発見する。
ピークには登らずに、先ほど見た道標のすぐ先にルートがあった。
入口は分かりづらかったがしっかりとしたルートが続いている。
11:25頃、三国山に向けルートを進み始める。
3分ほど進むと山伏峠の道標を発見。
まったく峠らしくない場所の気がする。
その先は気分のいルートが続く。
ほぼ芦ノ湖スカイラインと並行して進んでいく。
11:40頃、三国山まで1.8kmの道標を通過。
続いて湖尻峠まで4.0kmの道標を通過。
不思議な形で力感の感じる木を通過。
やや荒れている箇所を通過。
最近整備された感じなので、ここが通行止めだった箇所かな。
先の方に見えるのがおそらく三国山。
ルートが不自然にロープでさえぎられている。
ロープに従い右に進み、かなり新しい感じの階段を下ってく。
そしてこの階段がかなりの急坂。
そしてかなり新しい感じの橋を渡る。
下った分急な階段を登っていく。
登り切ったところで左を見ると、崩落の跡が見られる。
後で調べるとここが崩落したため通行止めとなり、今通った迂回路が造られてようである。
再び力強い木を通過する。
ところで先ほどの迂回路で足にダメージがたまってしまった。
足にダメージがたまり、登りが辛くなってくる。
この辺りの登りが一番辛かった。
ルートはフラットになった。
間もなく山頂かな。
ルートの左右にオオバイケイソウが広がる。
もの凄い密集している。
広場に出た。
そして12:23頃、三国山(1101.8m)に到着。
三等三角点もあったが、山頂からの展望はほぼない。
マップには富士山の展望ありと記載されているのだが。
山頂にいた方にオオバイケイソウについて聞いてみると、毒があり鹿が食べないらしい。
鹿はその他の植物を食べるので、結果的にオオバイケイソウがたくさん生えてしまうという。
さて12:32頃、湖尻峠に向け出発する。
湖尻峠は850mなので、252mほど下ることになる。
かなりの急坂を下っていく。
展望はあまりないので、足元をよく見ながら進んでいく。
35分ほど下り湖尻峠まで0.3km地点を通過。
ルートは広くなり歩きやすくなった。
ちょうど1週間前にも通過した湖尻峠が見えてきた。
そして13:12頃、湖尻峠(850m)に到着。
綺麗な青空が広がっている。
先週は前に見える長尾峠方面から下ってきた。
湖尻水門に向け進んでいく。
急な下りの階段を進んでいく。
階段から石畳に変わる。
前日の雨の影響か、先週と比較してかなり滑りやすい。
13分ほど下ると芦ノ湖に出た。
分岐を湖尻水門に向け左に進む。
この先はほぼフラットなルート。
対岸に見える桃源台まで歩いていく。
立派な杉並木の中歩いていく。
湖畔付近を進んでいく。
そして13:45頃、湖尻水門を通過。
この先は舗装路を桃源台に向け進んでいく。
桃源台までは1km。
この日歩いてきた山並みを見る。
先週は右方向から、この日は左方向から歩いてきた。
そして14:00頃、桃源台に到着。
14:05発の箱根湯本行きのバスがあったが、14:15発の小田原行きのバスに乗ることにした。
時間があるので遊覧船の桟橋まで下りてきた。
遊覧船があれば画になったのだが。
https://www.hakone-kankosen.co.jp/
桃源台駅内にはエバンゲリオンの何かが展示してあった。
14:15発の小田原行きのバスに乗車する。
箱根湯本手前で少し渋滞するが、15:20頃、小田原駅に到着。
山伏峠はずっと歩いてみたかったのだが、2018年から通行止めになっていたのでもう歩けないのかなと思っていた。
途中の富士山の景色が素晴らしく、なかなかいい散策であった。
火山活動により立ち入りが規制されている大涌谷周辺も、早く歩けるようになるといいのだが。
【散策メモ】
2021年04月18日(日)
小田原駅・・・箱根町港バス停~山伏峠~三国山~湖尻峠~芦ノ湖~桃源台・・・小田原駅
歩数:30,909歩
歩行距離:20,091m
歩行時間:4時間54分
消費カロリー:876.8kcal
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2018年の台風による被害で通行止めになっていた、山伏峠の通行止めが解除されたと聞いたので歩いてみることにした。
7:45頃小田原駅に到着。
バスの発車時刻まで時間があるので、駅周辺を散策する。
今まで気づかなかったのだが、駅から小田原城が見える。
手前にある駐車場がちょっとジャマ。
さて8:05発の箱根町港行きのバスに乗車する。
バスは箱根湯本駅を経由して進んでいく。
箱根町港には8:58到着。
この停留所のすぐ横が箱根駅伝 往路ゴール、復路スタート地点。
隣には「箱根駅伝ミュージアム」がある。
さてR1を箱根峠方面に2分ほど進み、737号線を右に進む。
この日のルートは山伏峠、三国山、湖尻峠を経由して芦ノ湖の桃源台まで向かう。
スタート地点芦ノ湖付近の標高は723m。
三国山の標高は1101.8mなので、378mほど登ることになる。
ちなみにこの日も箱根町観光協会の「はこねのハイキングコース案内図」を参照して進む。
https://www.hakone.or.jp/files/AddB016_2020012315035415350.pdf
すぐ左側に箱根旧街道が見えてきた。
箱根旧街道は、江戸時代の箱根越えの道で、通称箱根ハ里で知られる天下の難所であった。
この急坂の多い山道は江戸時代初期、幕府の官道として整備されたが、すねまでつかる泥道のため当時では近代的な石畳道を完成させたという。
箱根旧街道入口の芦川の石仏群。
もとは芦川集落内の駒形神社境内にあったものを移したといわれている。
箱根で最も古い1658年の庚申塔や、江戸時代後期に建てられた多くの巡礼供養塔などがある。
9:10頃、箱根旧街道を歩き始める。
当時の石畳がそのまま残っている。
向坂を通過。
石畳はずっと続いている。
4分ほど歩き、R1下を通過する。
赤石坂を通過。
石畳は滑りやすいので注意して進む。
釜石坂を通過。
この付近には、400年ほど前の江戸時代に植えられた412本ほどの杉並木が残っている。
風越坂を通過。
挟石坂を通過。
挟石坂を登りきるとR1に合流する。
外輪山周廻歩道の道標に従いR1を右に進む。
すぐに「道の駅 箱根峠」を通過。
「道の駅 箱根峠」の向かいにルートが続いている。
この日進む山伏峠まで3.2km、三国山まで6.0km、湖尻峠まで8.1km。
山伏峠先は、先日まで通行止めを示す×印のテープが剥がされた跡がある。
すぐに十二丁園地を通過。
山伏峠の道標を通過。
あちこちに道標があるので迷うことはない。
ルートに入り山伏峠に向け登る気満々であったが、現れたのはいきなりの下り。
かなりの急坂を下り沢に出る。
沢に架かる橋を2つほど渡る。
この後も橋のない沢をいくつか渡って進んでいく。
そして9:38頃、登りが始まる。
勾配はそれほど急ではないが、壊れかけた階段と、滑りやすい路面で歩きづらい。
20分ほど登ると展望が開けた。
青空の中気分のいいルート。
振り返ると芦ノ湖スカイラインの先に鞍掛山の展望が開ける。
なかなかいい景色。
海平の道標を通過。
後で調べてみると先に見えるピークが海ノ平(941.5m)というらしい。
気分良く登っていく。
海ノ平のピークに差し掛かると、この日のクライマックス。
富士山がそびえたつ。
富士山に向かって伸びる芦ノ湖スカイライン。
ここを走ると、さぞかし気持ちがいいだろう。
富士山に向け歩くルートは全然飽きないし苦にならない。
右にピークが見えてきた。
あれが山伏峠かな。
再び山の中に入る。
笹の中を進む。
そして芦ノ湖スカイラインすぐ横を進んでいく。
自動車専用道路のため歩行者は進入できないので、向かいにある「芦ノ湖スカイラインレストハウスフジビュー」にも行くことができない。
「芦ノ湖スカイラインレストハウスレイクビュー」が見えてきた。
こちらはルート上にあるので歩行者でも利用が可能。
三国山、湖尻への道標がある。
マップを見るとこの先のピークからルートが続いているように見えるので、ピークまで登ってみる。
ピークから見た富士山。
木の枝にさえぎられ、今イチな印象。
愛鷹山と裾野に広がる三島市街方面。
駿河湾の先に見えるのは天城連山。
芦ノ湖方面
奥に見える山並みは左から、神山、駒ケ岳、二子山、屏風山。
さてピーク先に三国山に繋がるルートがあると思っていたが、ルートは見当たらず。
先日まで3年ほど通行止めになっていたので、踏跡など少なく見つけづらいのだろうか。
ルートを探して周囲を歩いてみる。
25分ほど探してルートを発見する。
ピークには登らずに、先ほど見た道標のすぐ先にルートがあった。
入口は分かりづらかったがしっかりとしたルートが続いている。
11:25頃、三国山に向けルートを進み始める。
3分ほど進むと山伏峠の道標を発見。
まったく峠らしくない場所の気がする。
その先は気分のいルートが続く。
ほぼ芦ノ湖スカイラインと並行して進んでいく。
11:40頃、三国山まで1.8kmの道標を通過。
続いて湖尻峠まで4.0kmの道標を通過。
不思議な形で力感の感じる木を通過。
やや荒れている箇所を通過。
最近整備された感じなので、ここが通行止めだった箇所かな。
先の方に見えるのがおそらく三国山。
ルートが不自然にロープでさえぎられている。
ロープに従い右に進み、かなり新しい感じの階段を下ってく。
そしてこの階段がかなりの急坂。
そしてかなり新しい感じの橋を渡る。
下った分急な階段を登っていく。
登り切ったところで左を見ると、崩落の跡が見られる。
後で調べるとここが崩落したため通行止めとなり、今通った迂回路が造られてようである。
再び力強い木を通過する。
ところで先ほどの迂回路で足にダメージがたまってしまった。
足にダメージがたまり、登りが辛くなってくる。
この辺りの登りが一番辛かった。
ルートはフラットになった。
間もなく山頂かな。
ルートの左右にオオバイケイソウが広がる。
もの凄い密集している。
広場に出た。
そして12:23頃、三国山(1101.8m)に到着。
三等三角点もあったが、山頂からの展望はほぼない。
マップには富士山の展望ありと記載されているのだが。
山頂にいた方にオオバイケイソウについて聞いてみると、毒があり鹿が食べないらしい。
鹿はその他の植物を食べるので、結果的にオオバイケイソウがたくさん生えてしまうという。
さて12:32頃、湖尻峠に向け出発する。
湖尻峠は850mなので、252mほど下ることになる。
かなりの急坂を下っていく。
展望はあまりないので、足元をよく見ながら進んでいく。
35分ほど下り湖尻峠まで0.3km地点を通過。
ルートは広くなり歩きやすくなった。
ちょうど1週間前にも通過した湖尻峠が見えてきた。
そして13:12頃、湖尻峠(850m)に到着。
綺麗な青空が広がっている。
先週は前に見える長尾峠方面から下ってきた。
湖尻水門に向け進んでいく。
急な下りの階段を進んでいく。
階段から石畳に変わる。
前日の雨の影響か、先週と比較してかなり滑りやすい。
13分ほど下ると芦ノ湖に出た。
分岐を湖尻水門に向け左に進む。
この先はほぼフラットなルート。
対岸に見える桃源台まで歩いていく。
立派な杉並木の中歩いていく。
湖畔付近を進んでいく。
そして13:45頃、湖尻水門を通過。
この先は舗装路を桃源台に向け進んでいく。
桃源台までは1km。
この日歩いてきた山並みを見る。
先週は右方向から、この日は左方向から歩いてきた。
そして14:00頃、桃源台に到着。
14:05発の箱根湯本行きのバスがあったが、14:15発の小田原行きのバスに乗ることにした。
時間があるので遊覧船の桟橋まで下りてきた。
遊覧船があれば画になったのだが。
https://www.hakone-kankosen.co.jp/
桃源台駅内にはエバンゲリオンの何かが展示してあった。
14:15発の小田原行きのバスに乗車する。
箱根湯本手前で少し渋滞するが、15:20頃、小田原駅に到着。
山伏峠はずっと歩いてみたかったのだが、2018年から通行止めになっていたのでもう歩けないのかなと思っていた。
途中の富士山の景色が素晴らしく、なかなかいい散策であった。
火山活動により立ち入りが規制されている大涌谷周辺も、早く歩けるようになるといいのだが。
【散策メモ】
2021年04月18日(日)
小田原駅・・・箱根町港バス停~山伏峠~三国山~湖尻峠~芦ノ湖~桃源台・・・小田原駅
歩数:30,909歩
歩行距離:20,091m
歩行時間:4時間54分
消費カロリー:876.8kcal
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2021-10-02 06:00
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