乗り継いだ車たち BMW X1 xDrive25i⑦

納車後約1年経過したBMW X1。
さてここからは私の個人的な使用状況での感想を記載する。
あくまでも個人的な感想なので、他の方の使用状況や価値観とは異なる点があるのをご理解いただきたい。
また個人的感想を言いたい放題の部分もあるので、もし気になる方は以下読み飛ばしていただきたい。
苦情は一切受け付けないので（笑）。
ではBadポイントから始めることにする。

走行しての感想は、3.0リッターエンジンとしてはややもっさりした印象。
先にも記載したが、アクセルを優しく踏み込んでいる影響もあるだろうが。
エンジン音は大き目だと思う。
早朝深夜にエンジンを掛けるのは、近所の手前かなり気が引ける。
事実、隣のお宅ももう少し排気量の小さなBMWなのだが、お隣がエンジンを掛けるとやはりうるさいと感じる。
オーナーですらそう感じるのだから、ご近所からしてみれば私のX1もうるさい車と感じられていると思う。
音に関して言えば、走行中に坂道などで少しアクセルを強めに踏み込むと、かなり威勢のいいエンジン音が車内に響き渡る。
運転している本人が、ビックリさせられるほど。
周囲の人は不快に感じて言うはず。
BMWサウンドなど私にとっては不要なので、もっと静かになるといいのだが･･･

それともうひとつのBadポイントはハンドルの重さ。
最近のパワステの標準からすると、かなり重めのセッティングになっている。
慣れれば気にならないという意見もあるが、重いものは重いのである。
X1の性格からすると、女性ユ－ザーも多いと思われ気になる部分である。
なおこれには苦情が多かったらしく、マイナーチェンジ後は標準的な重さに変更されたと聞いた。

他の気になる点も書いてみる。
スペックは事前に分かっていた事だが、車高の低さとラゲッジルームの狭さの影響で、実際の使い勝手が非常に悪い。
まず乗り降りについてだが、車高を下げた影響なのか非常にしづらい。
この手のSUVは乗り降りがしやすいのが当たり前だがこれは違う。
まず頭をぶつけないように、かなり姿勢を低くして乗り込む必要がある。
それと特に降車の際に、足をドア側の床面にぶつけやすい。
床面がフラットでないのが影響しているのだろう。
運転以前の乗り降りの行為に、いちいち気を使わせないで欲しいと思う。

ラゲッジルームについては、我が家では大きめのスーツケースを3個積むことが多いのだが、リアシートの半分を倒さないと搭載できない。
SUVでラゲッジルームがこんなに狭い車は初めて。
サイズの問題と言うか、せめてリアドアがこんなに斜めになっていなければ、積載性はもっとよくなると思うのだが、実用車としてはマイナスポイントである。
これら狭さについてが、当初X3にしようと思っていた要因。
ちなみにX1購入時は発売前だったが、車高が60mm高いAUDI Q3が気になっていた。
当時AUDI Q3が発売されていたら、比較の結果Q3にしたかも。

さてX1に話を戻すが、他にはメーターの視認性が気になる。
昼間は白文字ではっきりくっきり見えてとても視認性が良い。
ところがライトを付けると、なぜかメーターがオレンジ色になる。
オレンジ色だと、特に夕方などに視認性が悪くなる。
メーターなどは機能部品なので、視認性に影響するような変な色付けなど必要ないと考える。

ついでに書いてしまうが、後席の居住性に問題あり。
前後方向はサイズの制限があるので仕方ない部分と思えるのだが、気になるのは左右の居住性。
左右のシートは、サイド部分が盛り上がっていて、サポートがしっかりいているタイプ。
ところがこの盛り上がりが問題で、チャイルドシートを設置すると、盛り上がりのせいでチャイルドシートが無駄に中央方向に寄ってしまう。
この影響でチャイルドシート部のシートベルトを装着しづらいし、中央席の居住性にも悪影響を及ぼしている。
せっかく後席は全て3点式シートベルトになっているのに残念。

以上、言いたい放題だが、私の素直な感想である。
悪い点が続いてしまったが、もちろんGoodポイントもたくさんある。
次はその点について書いていきたいと思う。


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