鎌倉散策

前週に続いて、息子と鎌倉方面へハイキング。
この日の目的は、鎌倉七口のうち未踏の極楽寺坂切通を歩くこと。



鎌倉駅を11:00過ぎに出発。



駅前の御成通りを南に向かって歩く。



311号線を右折して長谷寺方面へ。



25分ほど歩くと長谷観音前交差点に到着。



せっかくなので長谷寺前まで行ってみる。



その後、32号線を由比ヶ浜方面へ。



途中にある収玄寺。
収玄寺は日蓮聖人の四大法難のひとつである龍口法難の際、宗祖日蓮と共に殉死の覚悟を決した鎌倉武士の精粋四条金吾頼基公の屋敷跡で、金吾の滅後、捨身護法・法華色読の霊地として一寺が建立されたもの。
文政年間（1818～30年）の創立と言われ、創立当初は収玄庵と称したが、大正末期の本堂改築を機に寺号も収玄寺と改称した。



北条氏、江間光時の家臣である四条金吾は、医術にも造詣が深く、鎌倉、佐渡、身延にと終始一貫日蓮聖人に給仕し、法華信者の鑑として大聖人より厚い信頼を受けた。



境内には多くの花木・野草の類が植えられており、花の寺としても知られている。



収玄寺を出て長谷駅を通過。



極楽寺へ通じる道へ右折。



左に見えるのは由比ヶ浜。



鎌倉駅から40分ほど歩いて、極楽寺坂切通入口に到着。



現在は普通の車道になっているが、何か独特の雰囲気を感じる。



極楽寺坂切通は1333年、新田義貞の鎌倉攻めの激戦地の一つ。
極楽寺一帯は北条軍が強固な陣を構え両軍が攻防を繰り返し、多数の死者が出たと言われている。
戦国武将の魂を感じる道である。



坂を上ったところで振り返る。
新田義貞はこの極楽寺坂からの突破をあきらめ、稲村ヶ崎の海岸沿いからの攻撃に切り替え、鎌倉幕府を倒したと言う。



極楽寺に到着。
これでこの日の目的は達成した。



この後は予定がなかったが、息子のリクエストで江の島方面に向かう。



江ノ電を待つ間にファンタグレープを購入。



江ノ電は意外と空いていた。



湘南海岸公園に到着。



そして新江ノ島水族館へ向かう。



入口付近の展示。
相模湾の古い写真など紹介されている。



中でもこの江の島岩屋洞窟の写真に興味を引かれた。



こちらもかなり古い江の島の写真。



世界に誇る相模湾。



1877年海軍水路局発行の江の島地図。



ここから先は水族館を楽しむ。



なぎさの体験学習館にて。
息子お気に入りの湘南タッチプール。



アオウミガメも大きくなった。



こちら昨年11月の写真。



さて外は雲が多くなってきた。



気温も下がり少し肌寒い。



ラッキーにも富士山が見えてきた。
少し早いが、16:00頃に帰ることにする。



帰りは湘南海岸公園から。
鎌倉七口を全て制覇できて、満足な1日であった。

【散策メモ】
2014年1月26日（日）
鎌倉駅～長谷寺～収玄寺～極楽寺坂切通～極楽寺～極楽寺駅～（江ノ電）～湘南海岸公園駅～新江ノ島水族館～湘南海岸公園駅
歩数：16,415歩
距離：10,670m
消費カロリー：448kcal
脂肪燃焼量：32g
しっかり歩数：5,465歩
しっかり歩行時間：0時間49分
肺活量：8.2EX


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