【海外】The new BMW 6 Series Gran Turismo [車]
BMWは5シリーズ Gran Turismoに変わるモデルとして6シリーズ Gran Turismoを発表した。
ボディサイズは全長5091mm×全幅1902mm×全高1538mm、ホイールベース3070mmとなり、先代と比較して全長が87mmプラス、全高が21mmマイナスとなっている。
インテリジェントライトウェイト構造を採用しており、ボディおよびサスペンションのコンポーネントに使用するアルミニウムおよび高張力鋼の割合を増やし、先代モデルと比較して約150kgの軽量化を達成。
エクステリアは長いエンジンフード、後ろ寄りのパッセンジャーセル、フレームレスウィンドウのドア、リアへ長く延びたウィンドウ形状が特徴的。
フロントは標準装備となるLEDヘッドライトのカバーガラスがキドニーグリルに達するところまで延びている。
クーペの様な流れるルーフラインは64mm低くなったリアエンドへと流れ込み、3Dデザインのテールライトが目を引くアクセントとなっている。
空力性能にも優れアクティブエアフラップコントロール、エアカーテン、エアブリーザー、オートリアスポイラーなどによりCd値は先代モデルの0.29から0.25へ向上している。
インテリアはドライバーオリエンテッドなコックピットと大きくて余裕あるスペースが融合。
シートポジションは高めで、リアにはフルサイズのシートが3つ配置され、レッグルームも広くとなっている。
ルーフラインが先代モデルよりフラットになったためヘッドスペースも拡張。
新デザインとなったリアシートや遮音性の改善などにより乗り心地を高めている。
リアシートは40:20:40の分割可倒式となりバックレストはラゲッジルームからのボタン操作で遠隔操作も可能で、ボタンを押すだけでバックレスト角度の電動調節が可能となる、電動調節式コンフォートシートがオプションで選択可能。
ラゲッジルーム容量は610Lと110L拡大、リアシートを倒すと最大1800Lと100L拡大し、ラゲッジルームカバーは2分割式構造で、ラゲッジルームフロア下のコンパートメントに収納可能。
パワーユニットは最新のツインパワーターボテクノロジーを採用。
トランスミッションは8速ステップトロニックトランスミッション。
630i Gran Turismoには2.0リッター直列4気筒ガソリンエンジンを搭載。
最高出力258ps/5000-6500rpm、最大トルク40.8kgm/1550-4400rpmを発生。
0ー100km/h加速6.3秒、最高速度250km/h、燃費は15.2~16.1km/Lとなる。
640i Gran Turismo/640i xDrive Gran Turismoには3.0リッター直列6気筒ガソリンエンジンを搭載。
最高出力340ps/5500-6500rpm、最大トルク45.9kgm/1380-5200rpmを発生。
0ー100km/h加速5.4秒/5.3秒、最高速度250km/h、燃費は13.5~14.3km/L/12.2~13.0km/Lとなる。
630d Gran Turismo/630d xDrive Gran Turismoには3.0リッター直列6気筒ディーゼルエンジンを搭載。
最高出力265ps/4000rpm、最大トルク63.2kgm/2000-2500rpmを発生。
0ー100km/h加速6.1秒/6.0秒、最高速度250km/h、燃費は18.9~20.4km/L/17.0~18.2km/Lとなる。
サスペンションシステムも大幅に改善リアアクスルのセルフレベリングコントロール付きエアサスペンションを標準装備。
また走行快適性をさらに向上させる2アクスルエアサスペンションとダイナミックダンパーコントロールを備えたアダプティブサスペンションがオプションで選択可能。
同じくオプションのエグゼクティブドライブにはアクティブアンチロールスタビライザーが含まれ、インテグレイテッドアクティブステアリングとの組み合わせで提供される。
2アクスルエアサスペンションを装備すると車高調節が可能となり、ボタンを押すだけで地上高を20mm高くすることが可能。
ドライビングパフォーマンスコントロールスイッチのスポーツモードでは、同じくボタン操作で車高を10mm下げることもでき、車速120km/h以上になるとこの動作は自動的に行われる。
車両機能、ナビゲーション機能、通信機能、インフォテイメント機能のそれぞれを制御するため、多様性のある表示および操作システムを採用。
その中核となるiDriveシステムはセンターコンソールに配置されたタッチコントローラーと、タッチスクリーン機能を備えた自立式モニターのコントロールディスプレイで構成されている。
モニターの画面サイズは10.25インチで、ライブモードでのアニメーショングラフィックをサポートしたタイル状のメニュー構造になっていて、直観的に操作が可能。
改良型音声入力機能とBMWジェスチャーコントロールも採用し、画像投影面積を70%拡大した新世代のBMWヘッドアップディスプレイも提供される。
自動運転への道を開くドライバーアシスタントシステムやBMWコネクテッドのデジタルパーソナルモビリティアシスタントなどの機能も進化しているという。
このモデルは2017年9月にフランクフルトで開催される国際自動車ショー(IAA)で初公開される予定となっている。
*英字のプレス文なので翻訳ミスや一部日本仕様と異なる可能性がある点、ご了承いただきたい。
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2017-06-15 06:00
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