【海外】The new Audi R8 V10 RWS [車]
AUDIはフランクフルトモーターショー2017にてR8 V10 RWSを発表した。
ミッドマウントされた自然吸気V10エンジンと後輪駆動を組み合わせることにより、R8 LMSレーシングカーのドライビングコンセプト移植したロードカーだという。
エクステリアはマットブラックでペイントされたシングルフレームグリルや、前後のエアアパーチャーがピュアなキャラクターを表現。
サイドブレードはアッパー部分(Coupeの場合)がグロスブラックで、ロワー部分はボディ同色仕上げとなる。
Coupeはオプションでボンネット、ルーフ、リヤエンドに、レーシング仕様のR8 LMS GT4に似た赤いフィルムを貼付可能。
インテリアはレザー/アルカンターラを組み合わせたスポーツシートを装着、オプションでより本格的なバケットシートも設定される。
ダッシュボードにはシリアルナンバー(1of999)を刻印したエンブレムも設置される予定。
パワーユニットは5.2リッターV型10気筒ガソリンエンジンを搭載。
最高出力540ps/7800rpm、最大トルク55.1kgm/6500rpmを発生。
0-100km/h加速は3.7秒(Spyder:3.8秒)、最高速度は320km/h(Spyder:318km/h)、燃費は8.1km/L(Spyder:7.9km/L)となる。
Coupeの車両重量は1,590kg(Spyder:1,680kg)で、quattro版のCoupeと比較すると50kg(Spyder:40kg)軽量化されている。
ホイールは5スポークのVデザインを採用したブラック仕上げの19インチ鋳造タイプが標準装備され、タイヤはフロントが245/35、リヤが295/35となる。
前後アクスル間の重量配分はCoupeが40.6:59.4、Spyderが40.4:59.6で、シャシーとハンドリング特性を後輪駆動用に特別にチューンすることで、かつてないドライビングの楽しさが味わえるスポーツモデルになっているという。
RWS専用のシャシーセッティングと制御プログラムにより、標準装備されるアウディドライブセレクトで「dynamic」モードを選択し、さらにESC(エレクトロニックスタビリゼーションコントロール)のモードを「Sport」に設定すれば、ドライバーはドリフトコントロールを自在に楽しむことができ、限界に達するとESCが介入してドライバーをサポート。
電動パワーステアリングはトルクステアとは無縁で、正確なハンドリングを実現。
ベース価格はR8 V10 RWS Coupeが140,000euro、R8 V10 RWS Spyderが153,000euroとなる。
*英字のプレス文なので翻訳ミスや一部日本仕様と異なる可能性がある点、ご了承いただきたい。
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2017-09-15 06:00
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