「築地 藪そば」で藪御膳

訳あって「恵比寿三越」で食事をいただくことになった。
とはいえレストラン街はなく、地下2Fのイートインに向かう。
https://www.mitsukoshi.mistore.jp/ebisu/restaurant_search.html/
イートインに来てみるが、普通に食事をいただけるのはそば屋か丼ぶり屋しかない。
消去法でそば屋に決定。
店名は「築地 藪そば」というので、築地にも店があるのだろうか。
そういえば30年以上前に地元の藪そばという店で、出前のアルバイトをしていたのを思い出した。



店舗の右側は天丼の弁当や天ぷらの持ち帰り販売するスペース、左側にイートインの入口がある。



店内はカウンター6席のみ。



メニューもシンプル。
本当は天ぷらはいただきたくなかったのだが、そばだけだと絶対に足りないので、天丼とそばがセットになった藪御膳をそば、ご飯共に大盛りでオーダーする。
ちなみにそばの大盛りは220円、ご飯の大盛りは無料であった。
お茶とかお水とかのサービスはないらしく、カウンターに座って出来上がるのを待っていると、5分ほどで運ばれてくる。



藪御膳そば大盛りご飯大盛り（1,485円＋220円）
天丼、そば、お吸い物、サラダ、薬味、漬物が並ぶ。
薬味は長ねぎ、大根おろし、わさび。
大盛りにしてはかなり量が少ないと感じた。



まずはそばからいただいてみる。
やや短めのそばは冷たく〆られている。
ただしそばの香りは全くせず、食感もよくない。
何を食べているのかよく分からない感じ。



続いてめんつゆにつけていただく。
かなり濃い目のめんつゆだが、出汁の風味が少ない。
醤油の主張が強すぎて辛い感じ。
大根おろしといただくと味が中和されるが、大根おろしは少ししかないので一瞬で終わってしまう。



天丼のネタは4種類。
かぼちゃはややパサパサしていたが、甘いかぼちゃであった。



ししとうはカラッと揚げられていて好みの食感。



えびは15cmほどで太さもたっぷりしている。
そして見えるところの衣はきれいに仕上げられていて、職人技を感じる。
えび自体もおいしく、衣もサクッとしていてなかなかいい。



なすも飾り包丁が入れられていて、手が込んでいる。
なすは好物だが、今は旬の時期ではないので味の方はそこそこ。
ちなみに丼つゆの方も味が濃く、たまらずお水をもらいたいとスタッフに告げると、どうやらお茶を出し忘れていたらしい。
麺つゆも丼つゆも濃く我慢していたのだが、お茶を続けて3杯いただく。
さてそばは残念な感じであったが、天ぷらは揚げたてでおいしかった。
天ぷらは持ち帰りの揚げ置きを提供されるのかと思っていたのだが、ちょっと意外であった。
お会計は1,705円と、量の割には割高感を感じたが、デパート価格ということかな。

【店メモ】
訪問日：2020/02/25（火）
店名：築地 藪そば
住所：東京都渋谷区恵比寿4-20-7 恵比寿ガーデンプレイス 恵比寿三越 B2F
電話： [phone]
営業時間：11:00～20:00
定休日：無休


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