【国内】次世代電気自動車BMW iX誕生

ビーエムダブリュー株式会社は、2020年12月より予約受注を行っていたEV車 iXの正式受注を開始したと発表した。



エクステリアは、大型キドニーグリル、BMWラインアップの中で最もスリムなフルLEDヘッドライトを採用。



リアは、ヘッドライト同様に薄くシャープなLEDテールライト、エアロダイナミクスを追求したディフューザー、ワイドなリアトレッドを採用。



インテリアは、メーターパネルとコントロールディスプレイを一体化させ、形状を湾曲したカーブドディスプレイとすることで、操作性と視認性を高めている。
多くのボダン類を廃止しエアアウトレットをスリム化することで、運転席回りをすっきりとさせている。



ステアリングホイールはヘキサゴンデザインで、ヘッドレスト一体型のシートを採用。
電動シートの調整スイッチ、スタート/ストップボタン、iDriveコントローラー等がクリスタル製となる、ファーストクラスパッケージがオプションで選択可能。



大人5人乗車でもゆったりとした室内空間を誇るなど、上質なラウンジで過ごすようなリラックスした空間を提供している。



パワーユニットは第5世代のBMW eDriveテクノロジーのモーターを前後に2基搭載し、四輪を駆動する。

iX xDrive40は前輪に最高出力258ps、最大トルク29.6kgm、後輪に最高出力272ps、最大トルク34.7kgm、システムトータルで最高出力は326ps、最大トルクは64.2kgmを発生。
リチウムイオン電池容量は232Ahで、航続可能走行距離は450km、交流電力量消費率は183Wh/km。

iX xDrive50は前輪に最高出力258ps、最大トルク37.2kgm、後輪に最高出力313ps、最大トルク40.8kgm、システムトータルで最高出力は523ps、最大トルクは78.0kgmを発生。
リチウムイオン電池容量は303Ahで、航続可能走行距離は650km、交流電力量消費率は190Wh/km。

最新の充電テクノロジーを採用し最大150 kWの急速充電器、自宅や公共の普通充電の設備では最大11 kWでの充電が可能。
150kWの急速充電利用時は、40分以内で約80%までの充電が完了し、約500kmの後続距離が可能。
10分の急速充電で航続距離を100km追加することが可能。
普通充電利用時は、約7時間でフル充電することが可能となっている。



iX xDrive50には、4輪アダプティブエアサスペンションを採用し、走行状態に合わせ常に最良の車両地上高を保ち、乗り心地、敏捷性、安定性と言った様々な側面にメリットをもたらしている。
ドライバーによる任意の切り替えも可能で、Sportモードへの切り替えでダンパーを固くして車高を下げることで、スポーツ走行に適した特性とすることが可能であると共に、スイッチにより+20mmから-10mmを、任意に設定することも可能となる。



iX xDrive50には、インテグレイテッドアクティブステアリングを採用し、走行状況に応じてて後輪を積極的に操舵させる。
街中での駐車や取り回し等、低速域においては、後輪を最大3.2度逆位相に操舵することで、車両の回頭性を高め､狭いスペースへの駐車や細い道でのUターン等が、スムーズとなる。
高速域においては、後輪を最大2度同位相に操舵することで、ワインディングでは安定したターンインを､高速ではスムーズなレーンチェンジを実現する。



価格は下記の通りとなる。
iX xDrive40：981万円
iX xDrive50：1116万円


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