秦野散策 [散策]
神奈川県秦野市の弘法山公園の桜が見頃だと聞いたので行ってみた。
秦野駅を10:15頃出発する。
駅前通りを水無川沿いに右に進む。
前方には最初の目的地浅間山が見える。
さて秦野駅から15分ほど歩き、弘法山公園入口に到着する。
ここから弘法山公園までは1.7km。
桜の時期だからだろうか。
この先渋滞が発生している。
急斜面にへばりつくような、スイッチバック式のルート。
前の人のリュックを見ながら登っていく。
途中見える富士山にモチベーションが上がっていく。
引き続き渋滞の中を登っていく。
そして10:45頃、浅間山(196.0m)に到着する。
山頂からは秦野市街方面と富士山の展望が開ける。
山頂は広場になってて休憩に最適。
桜は散り始めたところ。
桜の向こうに次の目的地権現山が見える。
10:50頃、浅間山駐車場奥から登り始める。
弘法山まで0.2km。
引き続き渋滞の中登っていく。
展望台が見えてきたのでもう少し。
そして10:58頃、権現山(243.5m)に到着する。
山頂展望台に登ってみる。
富士山の左右に箱根と西丹沢方面の山並みが見える。
「関東の富士見百景」に選ばれたというが、この日はややモヤがかかっている。
こちらはヤビツ峠、大山方面。
一番高い山が大山(1252m)。
次の目的地弘法山に向かう。
<
この辺りは弘法山と権現山を結ぶ尾根道で馬車道といい、江戸時代は秦野たばこを運んでいたという。
そして11:13頃、弘法山(237.1m)に到着する。
山頂には1757年に鋳造、火災などにより1801年に再鋳された、時刻を知らせる時の鐘の梵鐘や、井戸から湧き出た水が白く濁り乳の香りがしていて、この井戸の水を飲むと乳がよく出るようになるといわれている乳の井戸がある。
釈迦堂は龍法寺の僧 馨岳永芳が、釈迦如来像と弘法大師像を祀った釈迦堂としたのが始まり。
次の目的地善波峠に向かう。
なお本日最終目的地の聖峰まで4.6km。
善波峠に向け下っていく。
フラットで歩きやすいルート。
めんようの里と自興院への分岐を直進する。
高取山まで3.5km、聖峰まで4.1km。
引き続き歩きやすいルートを進んでいく。
11:28頃、分岐が現れる。
いつもはここを右に進み吾妻山方面に向かっていたが、この日は左に進み念仏山、高取山、聖峰を目指す。
前に見えるのが念仏山だろうか。
御夜燈
御夜燈は1827年に旅人の峠越えの安全のために道標として建てられた。
点灯のための灯油は、近隣の農家が栽培した菜種から抽出した拠出油。
この下に峠の茶屋が有りその主人八五郎さんの手により明治末期まで点灯し続けられていた。
その後、放置されたままになっていたが1994年地元の太郎の里づくり協議会の手により復元された。
分岐が現れた。
分岐を左に進み、その先の分岐を右に進む。
そして13:32頃、仙波峠(160m)に到着する。
仙波峠は切通上になっていて、秦野市と伊勢原市の境にあり、矢倉沢往還が通ってたとある。
矢倉沢往還は、近世の交通路は五街道を中心に本街道の脇にある往還が陸上交通の要として整備されていた。
矢倉沢往還は東海道の脇往還として発達し、江戸赤坂御門から厚木・伊勢原・善波峠・曾屋(十日市場)・千村・松田惣領・関本などを抜け、足柄峠を超え駿河沼津宿まで延びていた。
大山への参詣路として利用されていたため大山街道と呼ぶ所もある。
現在のR246は概ねこの矢倉往還に沿って通じている。
また当時秦野の経済活動の中心をなしていた十日市場で開かれる市において矢倉沢往還は物資運搬に大きな役割を果たしていた。
6基の石仏があり、1802年の聖徳太子等があるが、聖徳太子像が刻まれた石塔は市内でもめずらしいという。
ちなみに石仏のほとんどは首が切られているがなぜだろう。
熊出没注意の看板あり。
高取山まで2.9km、聖峰まで3.5km。
野菊と信仰のみちというらしい。
時期になると野菊が咲くという。
ルートは若干登っていく。
しばらく登りがなかったので足が鈍ってしまっている。
大した登りではないが結構つらかった。
11:50頃、鹿、猪除けのゲートを通過する。
左には動物除けのフェンスが続いている。
ベンチなどが見えてきた。
そして11:57頃、念仏山(357m)に到着する。
山頂からは秦野市街方面の展望が開ける。
続いて高取山を目指し、大山、蓑毛方面に進む。
ルートは下っていく。
この後登るのは分かっているので下らないでいいのだが。
当然登りが始まる。
木の根っこがある結構な急坂。
10分ほど登るとフラットになりホッとする。
前に見えるのが高取山かな。
尾根のようなルートを歩いていく。
右側には伊勢原方面に展望が開け、歩いていて飽きが来ない。
再び登りが始まる。
聖峰への分岐に到着。
このすぐ先の高取山に向かった後に、ここを聖峰方面に進む。
高取山に向けて最後の登りのはず。
そして12:48頃、高取山(556m)に到着する。
山頂には三等三角点もあった。
山頂からは大山方面の展望が開ける。
聖峰に向け今来たルートを下っていく。
ちなみにここ高取山が本日の最高地点。
先ほどの分岐に戻ってきた。
聖峰まで25分。
聖峰に向け下っていく。
結構急な下り。
眼下に伊勢原方面の展望が開ける。
3分ほど下ると素晴らしい景色が広がる。
新宿副都心、横浜ランドマークタワー、房総半島、江の島、伊豆大島などの展望が開ける。
10分ほど下るとフラットになる。
ここから登りが始まる。
やや急な登り。
5分ほど登りフラットになる。
この辺りが聖峰(380m)の一番高いところだと思うのだが、山頂道標などは見つからなかった。
やや下ったところで聖峰不動尊に出た。
聖峰不動尊
東名高速道路、伊勢原市街の先に、新宿副都心、横浜ランドマークタワー、房総半島、江の島、伊豆大島などの展望が開ける素晴らしい景色。
正面に参道九十九曲下り口が見える。
左に女坂があるからこちらは男坂かな。
この日の終着点の伊勢原駅には、真ん中付近を横切っている東名高速の先まで歩かなければならない。
結構遠くに見える。
13:30頃、参道九十九曲下り口から下っていく。
かなりクネクネしているが、しっかりと整備されていて歩きやすい。
10分ほど下ると女坂の下りと合流する。
合流地点から引き続き下っていく。
途中、山神と彫られた石塔があった。
本日2つめの鹿、猪除けのゲートを通過する。
引き続き下っていく。
そして13:50頃、舗装路に合流する。
市街地は少し近づいてきたが、まだまだ先に見える。
さらに大きい舗装路に合流する。
比々多神社方面に向け左に進む。
保国寺手前の交差点に案内板があった。
この1つ先の交差点を右に進めばいいらしい。
東京農業大学 伊勢原農場手前に、比々多観光振興会のフラワー園があった。
チューリップが綺麗だが、看板にコスモス園とあるので、秋はコスモスが咲くのかな。
14:13頃、栗原入口バス停を通過する。
伊勢原駅北口行きのバスがあるのだが、次のバスは17:01までないのは知っていたのでスルーする。
ここから伊勢原駅までは3.2kmほど。
鶴巻温泉駅までの方が1kmほど近いのだが、伊勢原駅周辺で買い物をしたいため、この日は伊勢原駅に向かうことにした。
東名高速下をくぐっていく。
振り返ったところ。
左が聖峰方面、右は大山と思われる。
R246を伊勢原駅方面に向け左に進む。
このルート上は大型店が多く、生活するのに便利そう。
途中に見つけた「あふりーな 比々多店」に立ち寄ってみる。
ここはJA湘南の農産物直売所。
ここで野菜を少し購入する。
R246を進み61号線を伊勢原駅方面に向け右に進む。
そして15:13頃、伊勢原駅に到着する。
何度か浅間山と吾妻山の往復を歩いたが、善波峠から先に行けることを知り歩いてみた。
なかなか見どころが多いルートであったが、個人的には切通で6基の首切り石仏があった善波峠に興味を持ったので色々調べてみたい。
【散策メモ】
2022年04月02日(土)
秦野駅~浅間山(196.0m)~権現山(243.5m)~弘法山(237.1m)~善波峠(160m)~念仏山(357m)~高取山(556m)~聖峰(380m)~伊勢原駅
歩数:35,716歩
歩行距離:23,215m
歩行時間:5時間36分
消費カロリー:1001.3kcal
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秦野駅を10:15頃出発する。
駅前通りを水無川沿いに右に進む。
前方には最初の目的地浅間山が見える。
さて秦野駅から15分ほど歩き、弘法山公園入口に到着する。
ここから弘法山公園までは1.7km。
桜の時期だからだろうか。
この先渋滞が発生している。
急斜面にへばりつくような、スイッチバック式のルート。
前の人のリュックを見ながら登っていく。
途中見える富士山にモチベーションが上がっていく。
引き続き渋滞の中を登っていく。
そして10:45頃、浅間山(196.0m)に到着する。
山頂からは秦野市街方面と富士山の展望が開ける。
山頂は広場になってて休憩に最適。
桜は散り始めたところ。
桜の向こうに次の目的地権現山が見える。
10:50頃、浅間山駐車場奥から登り始める。
弘法山まで0.2km。
引き続き渋滞の中登っていく。
展望台が見えてきたのでもう少し。
そして10:58頃、権現山(243.5m)に到着する。
山頂展望台に登ってみる。
富士山の左右に箱根と西丹沢方面の山並みが見える。
「関東の富士見百景」に選ばれたというが、この日はややモヤがかかっている。
こちらはヤビツ峠、大山方面。
一番高い山が大山(1252m)。
次の目的地弘法山に向かう。
<
この辺りは弘法山と権現山を結ぶ尾根道で馬車道といい、江戸時代は秦野たばこを運んでいたという。
そして11:13頃、弘法山(237.1m)に到着する。
山頂には1757年に鋳造、火災などにより1801年に再鋳された、時刻を知らせる時の鐘の梵鐘や、井戸から湧き出た水が白く濁り乳の香りがしていて、この井戸の水を飲むと乳がよく出るようになるといわれている乳の井戸がある。
釈迦堂は龍法寺の僧 馨岳永芳が、釈迦如来像と弘法大師像を祀った釈迦堂としたのが始まり。
次の目的地善波峠に向かう。
なお本日最終目的地の聖峰まで4.6km。
善波峠に向け下っていく。
フラットで歩きやすいルート。
めんようの里と自興院への分岐を直進する。
高取山まで3.5km、聖峰まで4.1km。
引き続き歩きやすいルートを進んでいく。
11:28頃、分岐が現れる。
いつもはここを右に進み吾妻山方面に向かっていたが、この日は左に進み念仏山、高取山、聖峰を目指す。
前に見えるのが念仏山だろうか。
御夜燈
御夜燈は1827年に旅人の峠越えの安全のために道標として建てられた。
点灯のための灯油は、近隣の農家が栽培した菜種から抽出した拠出油。
この下に峠の茶屋が有りその主人八五郎さんの手により明治末期まで点灯し続けられていた。
その後、放置されたままになっていたが1994年地元の太郎の里づくり協議会の手により復元された。
分岐が現れた。
分岐を左に進み、その先の分岐を右に進む。
そして13:32頃、仙波峠(160m)に到着する。
仙波峠は切通上になっていて、秦野市と伊勢原市の境にあり、矢倉沢往還が通ってたとある。
矢倉沢往還は、近世の交通路は五街道を中心に本街道の脇にある往還が陸上交通の要として整備されていた。
矢倉沢往還は東海道の脇往還として発達し、江戸赤坂御門から厚木・伊勢原・善波峠・曾屋(十日市場)・千村・松田惣領・関本などを抜け、足柄峠を超え駿河沼津宿まで延びていた。
大山への参詣路として利用されていたため大山街道と呼ぶ所もある。
現在のR246は概ねこの矢倉往還に沿って通じている。
また当時秦野の経済活動の中心をなしていた十日市場で開かれる市において矢倉沢往還は物資運搬に大きな役割を果たしていた。
6基の石仏があり、1802年の聖徳太子等があるが、聖徳太子像が刻まれた石塔は市内でもめずらしいという。
ちなみに石仏のほとんどは首が切られているがなぜだろう。
熊出没注意の看板あり。
高取山まで2.9km、聖峰まで3.5km。
野菊と信仰のみちというらしい。
時期になると野菊が咲くという。
ルートは若干登っていく。
しばらく登りがなかったので足が鈍ってしまっている。
大した登りではないが結構つらかった。
11:50頃、鹿、猪除けのゲートを通過する。
左には動物除けのフェンスが続いている。
ベンチなどが見えてきた。
そして11:57頃、念仏山(357m)に到着する。
山頂からは秦野市街方面の展望が開ける。
続いて高取山を目指し、大山、蓑毛方面に進む。
ルートは下っていく。
この後登るのは分かっているので下らないでいいのだが。
当然登りが始まる。
木の根っこがある結構な急坂。
10分ほど登るとフラットになりホッとする。
前に見えるのが高取山かな。
尾根のようなルートを歩いていく。
右側には伊勢原方面に展望が開け、歩いていて飽きが来ない。
再び登りが始まる。
聖峰への分岐に到着。
このすぐ先の高取山に向かった後に、ここを聖峰方面に進む。
高取山に向けて最後の登りのはず。
そして12:48頃、高取山(556m)に到着する。
山頂には三等三角点もあった。
山頂からは大山方面の展望が開ける。
聖峰に向け今来たルートを下っていく。
ちなみにここ高取山が本日の最高地点。
先ほどの分岐に戻ってきた。
聖峰まで25分。
聖峰に向け下っていく。
結構急な下り。
眼下に伊勢原方面の展望が開ける。
3分ほど下ると素晴らしい景色が広がる。
新宿副都心、横浜ランドマークタワー、房総半島、江の島、伊豆大島などの展望が開ける。
10分ほど下るとフラットになる。
ここから登りが始まる。
やや急な登り。
5分ほど登りフラットになる。
この辺りが聖峰(380m)の一番高いところだと思うのだが、山頂道標などは見つからなかった。
やや下ったところで聖峰不動尊に出た。
聖峰不動尊
東名高速道路、伊勢原市街の先に、新宿副都心、横浜ランドマークタワー、房総半島、江の島、伊豆大島などの展望が開ける素晴らしい景色。
正面に参道九十九曲下り口が見える。
左に女坂があるからこちらは男坂かな。
この日の終着点の伊勢原駅には、真ん中付近を横切っている東名高速の先まで歩かなければならない。
結構遠くに見える。
13:30頃、参道九十九曲下り口から下っていく。
かなりクネクネしているが、しっかりと整備されていて歩きやすい。
10分ほど下ると女坂の下りと合流する。
合流地点から引き続き下っていく。
途中、山神と彫られた石塔があった。
本日2つめの鹿、猪除けのゲートを通過する。
引き続き下っていく。
そして13:50頃、舗装路に合流する。
市街地は少し近づいてきたが、まだまだ先に見える。
さらに大きい舗装路に合流する。
比々多神社方面に向け左に進む。
保国寺手前の交差点に案内板があった。
この1つ先の交差点を右に進めばいいらしい。
東京農業大学 伊勢原農場手前に、比々多観光振興会のフラワー園があった。
チューリップが綺麗だが、看板にコスモス園とあるので、秋はコスモスが咲くのかな。
14:13頃、栗原入口バス停を通過する。
伊勢原駅北口行きのバスがあるのだが、次のバスは17:01までないのは知っていたのでスルーする。
ここから伊勢原駅までは3.2kmほど。
鶴巻温泉駅までの方が1kmほど近いのだが、伊勢原駅周辺で買い物をしたいため、この日は伊勢原駅に向かうことにした。
東名高速下をくぐっていく。
振り返ったところ。
左が聖峰方面、右は大山と思われる。
R246を伊勢原駅方面に向け左に進む。
このルート上は大型店が多く、生活するのに便利そう。
途中に見つけた「あふりーな 比々多店」に立ち寄ってみる。
ここはJA湘南の農産物直売所。
ここで野菜を少し購入する。
R246を進み61号線を伊勢原駅方面に向け右に進む。
そして15:13頃、伊勢原駅に到着する。
何度か浅間山と吾妻山の往復を歩いたが、善波峠から先に行けることを知り歩いてみた。
なかなか見どころが多いルートであったが、個人的には切通で6基の首切り石仏があった善波峠に興味を持ったので色々調べてみたい。
【散策メモ】
2022年04月02日(土)
秦野駅~浅間山(196.0m)~権現山(243.5m)~弘法山(237.1m)~善波峠(160m)~念仏山(357m)~高取山(556m)~聖峰(380m)~伊勢原駅
歩数:35,716歩
歩行距離:23,215m
歩行時間:5時間36分
消費カロリー:1001.3kcal
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2022-08-14 06:00
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