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【海外】Audi e-tron Sportback concept [車]

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AUDIは上海モーターショーにてEVモデルのコンセプトカーとして、e-tron Sportback conceptを発表する。

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2019年に市場に投入し2020年代のAUDIのメインモデルにする予定だという。

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ボディサイズは全長4.90m×全幅1.98m×全高1.53m、ホイールベース2.93m。

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エクステリアはフロントボンネット下端の両側に設置された細いライトストリップが、e-tron Sportback conceptの目の役割を果たしている。
数多くのLEDとマイクロミラーを組み合わせた表面と、複雑な制御技術を組み合わせることで、様々なアニメーションの動きや光のサインを表現することが可能になり、始動させるかドアを開けた場合、システムは微細にライトユニットを切り替えて、動きを伴った挨拶のサインを発する。

デイタイムランニングライトの下、シングルフレームグリルの両側にも、約250のLEDから構成された2つの大きなライトエリアが設置され、走行中でも様々なグラフィックや、特定の意思を伝えるための表示を行うことが可能。

e-tron Sportback conceptのフロントエンドには非常に幅広く、水平の開口部が設けられたヘキサゴンデザインのシングルフレームグリルを採用。
電気モーターの場合は冷却エアをあまり必要としないため、大きなエアインレットを設ける必要はない。
ボディ同色にペイントされた立体的なフロントには、従来のシングルフレームグリルの場合と同じように、4リングスのロゴが配置されている。

シングルフレームグリル中央部のエッジは内側に後退しており、上部を通ってエアが流れるようになっている。
このエアインレットも、フロントエンド一杯に広がったブラック仕上げのヘキサゴンデザインフレームの中に収まっている。

低い位置まで伸びたボンネット、フロントエプロンとホイールアーチの間に、それらを結びつける形でライトユニットが設置され、e-tron Sportback concept独自の顔が生み出されている。

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ボンネットを通る新しいエアフロー経路を採用。
前方に向かって深く沈み込むフロントセクション上には、両側のホイールアーチを結ぶ水平のブリッジが設置され、エアデフレクターとしての役割も果たしている。
その結果、e-tron Sportback conceptのフロントエンドは内燃エンジンを搭載したクルマの厚めのフロントエンドに対して、よりダイナミックなキャラクターを備えるようになった。

ボディサイドではボディから大きく張り出して上端が水平にカットされたホイールアーチの造形により、quattroであることが誇示されている。
このデザインにより、クルマの幅広いトレッドとダイナミックなポテンシャルを視覚的に
表現するとともに、e-tron Sportback conceptがアウディブランドのDNAを受け継ぐクルマであることが明確にされている。
同時に6スポークデザインを備えた大径23インチホイールにより、大型クーペとしての力強い存在感も演出されている。

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サイドミラーは廃止され、代わりに小さなカメラがボディの両側に装着されている。
従来のミラーにあった死角が事実上消滅し、同様に斜め前方の視界も改善。
カメラからの映像は、ドアに設置された専用のディスプレイに映し出される。

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インテリアは意識的に明るい色でまとめられ、明快な機能とボタンやスイッチ類を最小化した操作系を基本原則として設計されている。

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ドライバーと乗員は中央のディスプレイの下、センターコンソールの上、そしてドアトリムにも設けられた広い面積を持ったタッチスクリーンを介して情報を受け取ったり、車載の各システムを操作したりすることが可能。

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ダッシュボードの水平面と宙に浮いているように見えるセンターコンソールによって、4座の独立シートを備えた室内は、非常に広々とした印象を与える。

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照明テクノロジーは昼夜を問わずに最適な視認性を実現する新技術を採用。
ボディ前後のデジタル制御式マトリクスLEDユニットにより、多彩な光の演出が行われる。
小さなデジタルマトリクスプロジェクター群は、前方の道路に向けてマークやサインを表示することで、周囲の道路ユーザーとの多様でダイナミックなコミュニケーションを可能にしている。

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駆動システムは将来AUDIがEVモデルの生産モデルに採用を予定している構成をそのまま搭載。
フロントアクスルにひとつ、リアアクスルに2つの電気モーターをそれぞれ設置して4輪を駆動することで、典型的なAUDIのquattroモデルに仕上げている。
320kW(ブーストモードでは370kW)のパワーは力強い推進力を発生し、0-100km/h加速は4.5秒

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バッテリーのエネルギ—容量は95kWhで、500kmを超える航続距離(NEDC)を可能にしている。

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先に発表したe-tron quattro conceptと同様、水冷式のリチウムイオンバッテリーは、前後アクスルの中間、パッセンジャーコンパートメントの床下に配置し、車の重心を下げ、前後アクスルの重量配分は前後52:48と最適化することが可能になり優れた運動性能と走行安全性を実現。

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バッテリーはコンバインドチャージングシステムにより、交流(AC)と直流(DC)の両方で充電することができる。

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*英字のプレス文なので翻訳ミスや一部日本仕様と異なる可能性がある点、ご了承いただきたい。


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