「サヌキのピッピ」でぶっかけうどん

四国への旅7日目。
この日はうどんをいただきに高知県からうどん県に入る。
目的の「山越うどん」は釜玉うどんの発祥の店。
10年以上前に1度来たことがあるが、大行列で1時間ほど並んだ記憶がある。
さて9:00頃店の近くまで来る。
ところがこの先の信号がなかなか進まない。
ここを右折すれば100mほどで駐車場に到着なのだが。
20分ほどかかって信号手前まで来ると、左から来る車と信号を右折する車で渋滞が発生している。
どうやらこれは「山越うどん」渋滞らしい。
ということは、この信号を右折できたとしても駐車場に入ることができない可能性が高い。
駐車場待ち後に更に店に入るのに並ぶことを考えると、とても待ってはいられない。
すぐに次に候補店「山下うどん」に向かう。

信号を左折するとぎっしりと車がつながっている。

この渋滞はこの先1km以上続いていた。



さて「山下うどん」に向かう途中の「サヌキのピッピ」という店を通過。
インパクトのある店名だが、地元民と思われる車が連続で入っていった。
さて「山下うどん」に到着するが、こちらも店の外に大行列。
さすがはGW。
ここもあきらめるが、おそらく他の店も同じ感じだろう。
店を探すのも面倒なので先ほど見かけた「サヌキのピッピ」へ向かうことにした。



「サヌキのピッピ」まで戻ってきた。



店舗には10:00頃到着。
駐車場には3台ほど車が停まっていた。



店頭のメニューを見る。
かけが180円から。
サラダうどんやしっぽくうどん、それにそばまでありメニューは豊富。



広い店内に入ると「いらっしゃいませ～～～」と威勢のいいスタッフの声。
そのまま厨房手前まで行ってオーダーする。
この日はぶっかけうどん特大にした。
トッピングはどうしよう。



こちらはご飯類。



おでんもたくさん種類がある。



天ぷら類はまだ揃っていない。
天ぷらを見ていると声の高いスタッフが「ぶっかけなら玉子がいいですよ～」とアドバイス。
ではその玉子に決定。



その後「ネギはどうする～」「「天かすはどうする～」「ゴマはどうする～」「生姜は入れてもいい～」と聞かれるので好みのものを入れてもらった。
それが結構ダイナミックでダバダバと入れてくれるので、少な目を希望の場合は早めに伝えた方がよさそうである。
ちなみに真ん中に置いてある茶色いタレみたいのは何か聞いてみるとおでんのタレらしい。
「うちのおでんは素材の味以外味付けをしてないからタレをつけて食べるのよ～」とのこと。
これにて完成。
お盆を受け取るがずっしりと重い。



ぶっかけうどん特大（450円）玉子天ぷら（100円）



直径20cmほどの丼ぶりいっぱいに盛られたうどん。
ねぎも豪快である。



やや細めのうどんは艶やかで角がたっている。



いただいてみるとエッジの効いたややコシの強いうどん。
私の好みのタイプである。
これはおいしい。
ただし何か物足りない。
そうか出汁がちょっと好みではない。
角がたっているというか、このうどんにマッチしていない気がする。
そのせいか後半うどんに含まれている塩分が気になってくる。



玉子はどうかな。



後半うどんにのせてみる。



割ってみるとおいしそうな半熟状態。



玉子をからめていただくが当然おいしい。
さてかなり量が多かったが最後までおいしくいただきごちそうさま。
私には出汁がちょっと残念であったが、種類が豊富で雰囲気がいいので地元民に愛される店なのだろう。
次々と地元民と思われる方ら来店していた。
ちなみに店名にあるピッピとは讃岐の幼児語でうどんのこと。
なかなかおいしいピッピであった。

【店メモ】
訪問日：2017/05/04（水）
店名：サヌキのピッピ
住所：香川県丸亀市綾歌町栗熊西2147-6
電話：[phone]
営業時間：9:30～15:30
定休日：日曜


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