SSブログ

【海外】Ultimate companion – through real and virtual worlds: BMW presents BMW i Vision Dee in Las Vegas [車]

20230105 bmw i vision dee 01.jpg

BMWは、Las Vegasで開催されたCES2023においてi Vision Deeを発表した。

20230105 bmw i vision dee 02.jpg

Deeという名称は、Digital Emotional Experienceの略。
余分な要素をそぎ落としていく新しいデザイン言語を採り入れた先進のミッドサイズセダンで、今後の人とクルマの結びつきを強めることを目指している。
デザインは、デジタル体験とBMWブランドのDNAを伝えることにフォーカスするために、余分な要素をそぎ落とし、意図的に簡素化されている。

20230105 bmw i vision dee 03.jpg

エクステリアは、BMWブランドの中核をなすクラシックな3ボックスセダンのデザインで定義されている。
BMWキドニーグリル、ツインサーキュラーヘッドライト、ホフマイスターキンクといった伝統的なデザインエレメントは、アナログな要素に代わってフィジタルアイコンで表現され、新たに生まれ変わった。

20230105 bmw i vision dee 04.jpg

E Inkテクノロジーのフルカラーバージョンをi Vision Deeに採用し世界初公開した。

20230105 bmw i vision dee 05.jpg

単に白と黒が交互に並ぶのではなく、完全に可変的かつ個別に設定可能なマルチカラーのエクステリアは、BMWグループの協力パートナーであるE Ink社の電子ペーパーフィルムをボディに貼ることで、この魔法のようなカラーディスプレイを実現し、最大で32色のカラーディスプレイが可能。
ボディ表面は240のE Inkセグメントに分割され、それぞれのセグメントは個別に制御され、ほぼ無限のパターンを数秒で生成し、変化させることが可能。
フィルムのトリミングに使用されるレーザー切断プロセスと電子制御設計は、E Inkと共同で開発され、この技術の曲面への適用とアニメーションのプログラミングは、BMWグループの社内エンジニアによって開発され、世界の自動車産業にてユニークなカスタマイズを可能とする。

20230105 bmw i vision dee 06.jpg

インテリアは、デジタル化とともに、使用する素材を減らし、操作装置や表示装置の簡素化を図り、デジタル体験や新感覚のドライビングプレジャーを邪魔するものがないように配慮している。
ステアリングホイールは中央に縦長のスポークを配した斬新なデザインで、近づいたり触れたりするとタッチポイントがアクティブになり、親指で操作できる。
このフィジタルタッチポイントが、フロントウインドウに投影されるコンテンツを選択する操作装置となり、ヘッドアップディスプレイとともに手はハンドルに、目は道路にの原則をサポートする。

20230105 bmw i vision dee 07.jpg

BMW Mixed Reality Sliderはi Vision Deeのデジタル機能のハイライトで、フロントウインドウの全幅に投影される先進のヘッドアップディスプレイと連携して車両のセントラルコントロールを実現する。
ダッシュボードに設置されたシャイテックセンサーを使って、ドライバーは先進のヘッドアップディスプレイにどの程度のデジタルコンテンツを表示するか自分で決めることができる。
アナログから、運転関連情報、通信システムの内容、拡張現実の投影、そして仮想世界へのアクセスまで、5つのステップから選択することができる。
同時に、調光可能なウインドウを使って、現実を徐々にフェードアウトさせることもできる。
追加のツールを必要とせず、さまざまな感覚に働きかける没入型の方法で複合現実(Mixed Reality)を体験することができ、ユーザーにとって新次元のドライビングプレジャーを創出することが可能となる。

20230105 bmw i vision dee 08.jpg

これらのイノベーションは、2025年以降にNEUE KLASSEのモデルに導入される予定だという。

*英字のプレス文なので翻訳ミスや一部日本仕様と異なる可能性がある点、ご了承いただきたい。


人気ブログランキングへ
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。