【海外】Audi A6 Avant e-tron concept

AUDIは、EV車のA6 Avant e-tron conceptの情報を発表した。



このモデルは上海モーターショー2021において発表された、A6 e-tron conceptのワゴン版。
A6 e-tron conceptと同様に、未来を見据えたプレミアムプラットフォームエレクトリック（PPE）に基づく専用の電気駆動システムを採用。



ボディサイズは全長4960mm×全幅1960mm×全高1440mmで、現行A6/A7とほぼ同等。
ダイナミックなプロポーション、エレガントなライン、アウディブランドの特徴となっているAvantのリアエンドデザインの採用により空力性能にも優れ、Cd値0.20を実現。



フロントにドライブトレイン、バッテリー、ブレーキを冷却するためのエアインテークを左右に備えた、大型のクローズドシングルフレームグリルを採用。
フラットなヘッドライトベゼルは、フロントエンドの側面まで伸び、水平基調のボディラインを強調している。



風洞実験室から生まれた空力効果はリアエンドに表れていて、アッパーリアエンドは空気の流れを切り裂くようなデザインを採用。
カラートリムを備えたリアスポイラーは水平基調のシルエットを視覚的に強調し、エアロダイナミクスを改善するために寄与している。
大型リアディフューザーのエアアウトレットがバンパーエリアと統合され、カラートリムを採用したこれらのコンポーネントは、風の流れを整えながらエアフローを車両の下へと導きことにより、空気抵抗が低減しリフトが最小化される。



パワーユニットはフロントアクスルに1基、リアアクスルに1基の合計2基のモーターを搭載。
最高出力476ps、最大トルク81.6kgmを発生。
2基のモーターにより四輪を駆動する。
0-100km/h加速7秒未満（エントリーモデル）、4秒未満（ハイパフォーマンスモデル）。



前後アクスル間に蓄電容量およそ100kWhのバッテリーを搭載。
800Vの充電テクノロジーにより、急速充電ステーションを利用すれば最大270kWの出力で充電が可能。
10分間の充電で300km以上が走行可能で、5%から80%の充電を25分以内で行うことができる。
駆動システムと出力により異なるが、最大航続距離700km以上（WLTPモード）。



プレミアムプラットフォームエレクトリック（PPE）により、幅広いラインナップを展開していくという。

＊英字のプレス文なので翻訳ミスや一部日本仕様と異なる可能性がある点、ご了承いただきたい。


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