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【海外】Audi RS Q e-tron E2 [車]

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Audiは、2022年のダカールラリーに参戦したRS Q e-tronの第2世代モデル、RS Q e-tron E2を発表した。

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ボディは刷新され、先代モデルと共通のボディパーツは一切ない。

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レギュレーションのキャビン寸法に準拠するため、ルーフに向かって狭くなっていたコクピットは大幅に拡大され、フロントフード/リアフードは新設計となり、Bピラー左右のリアフードのアンダーフローは廃止された。

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複合素材のファブリック層を最適化され、改良されたレイアップ構造により軽量化を実現。
ダカールラリーのT1Uプロトタイプの最低重量は、将来的には2000kgから2100kgになるのだが、第1世代のRS Q e-tronはこの重量を超えていたため、数10kgの軽量化が必要であった。
軽量化と同時にエアフローを最適化し、新しいコクピットの寸法はボディ断面が大きくなったが、ボディ全体のCd値は約15%改善した。
レギュレーションで最高速度は170km/hに制限されているが、エアフローを改善することで大きなメリットとなり、エネルギー効率がさらに改善されることになった。

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搭載される電動ドライブユニットは、内燃エンジンと発電機によるエネルギーコンバーター、高電圧バッテリー、前後アクスルの2つの電気モーターから構成される。
RS Q e-tronはジャンプ中や起伏が激しい路面において、一時的に出力制限値を超えたことによりペナルティが発生した。
RS Q e-tron E2では、ソフトウェアによって2つの個別の出力制限値をミリ秒以内に再計算し、出力の限界値内で正確に作動するようになり、制御システムの最適化はサーボポンプ、エアコンディショニング冷却ポンプ、ファンなどの補器類にも好影響を与えている。

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コクピットのディスプレイコントロールを改善。
ディスプレイはセンターコンソールのドライバーの視野内に配置され、スイッチパネルも中央に配置し、ディスプレイコントロールを改善した。

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ボディ側面に搭載されたスペアタイヤは、従来の大型カバーからシンプルで簡単に取り外しが可能な、ボディコンポーネントに変更され、簡単にタイヤ交換ができるようになった。

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2022年10月1日~10月6日に開催されるRally du Marocに参戦するという。

*英字のプレス文なので翻訳ミスや一部日本仕様と異なる可能性がある点、ご了承いただきたい。


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