【海外】The new Audi A7 Sportback [車]
AUDIは新型A7を発表した。
ボディサイズは全長4969mm×全幅1908mm×全高1422mm、ホイールベース2926mmとなる。
エクステリアはフロントに低く幅広いシングルフレームグリル、細いヘッドライト、大胆な縁取りがなされたエアインレット、低く伸びたボンネット、サイドは後方に行くに従ってシャープに下降するダイナミックなルーフラインが大きな特徴的で、ホイールハウスの上には特徴的な膨らみが設定され、最大21インチまでのホイールが収まる。
リアエンドはヨットのように両側が細くなっていて、長いハッチゲートの後端はリップ状に少し突き出した形状になっており、120km/h以上の高速ではここに内蔵されたスポイラーが自動的に伸長してリヤのダウンフォースを高める。
インテリアは水平ラインと細いインストルメントパネルにより広々感が演出されており、2つの大きな高解像度タッチディスプレイを採用。
上のディスプレイはインフォテインメントシステムを操作するためのもので、下のディスプレイは空調操作や文字の入力を行うことができる。
ラゲージルーム容量は通常時で535L、リアシートを折り畳めば最大1390Lまで拡大可能。
パワーユニットは3.0リッターV6TFSIターボエンジンを搭載。
最高出力340ps/5200-6400rpm、最大トルク51.0kg/1370-4500rpmを発生。
0-100km/h加速5.3秒、最高速度は250km/h、燃費は13.9~14.7km/Lとなる。
追って別の6気筒および4気筒エンジンが追加される予定だという。
搭載される全てのエンジンに新開発のMHEVドライブシステムが採用され、リチウムイオンバッテリーとベルト駆動式のオルタネータースターター(BAS)の働きで、ブレーキング時には最大12kWという高いエネルギー回生を可能にし、55~160km/hの速度で走行時には、フリーホイーリングモードでエンジンを止めてコースティング(惰性走行)することができ、BASを介して再スタートもスムーズに行える。
スタート/ストップ機能の範囲も大幅に拡大し22km/h以下で作動可能となり、標準装備のフロントカメラと連携することで、前のクルマが動き出すのを確認した場合は、まだ停止中であってもエンジンの再スタートを予測的に実施できるようになり、100km走行あたり最大0.7Lの燃料消費が削減されるという。
トランスミッションは7速Sトロニックで、ultraテクノロジーを採用した4輪駆動システムは状況に応じて後輪を駆動。
新しくオプション設定されたダイナミックオールホイールステアリング(4輪操舵)、新開発されたエレクトロニックシャシープログラム(ECP)(シャシーの中央制御ユニット)及び改良されたエアサスペンションなどにより、敏捷性と乗り心地が大きく向上。
ダイナミックオールホイールステアリングの4輪操舵システムにより、ダイレクトで俊敏なステアリングレスポンスと高い走行安定性が同時に実現し、俊敏性と快適性という相反する問題が解消されている。
低速時に後輪は前輪と反対の方向に操舵されて、パーキング時や市街地を走行している場合などにクルマの取り回し性を改善し、ステアリングをフルロックした場合の回転径は1.1m小さくなり、一方で60km/h以上の速度での走行時は後輪は前輪と同じ方向に操舵され、直進性や車線変更時の操縦安定性を向上させる。
Audi AIリモートパーキングパイロット及びAudi AIリモートガレージパイロットを作動させることができ、クルマを自律的にパーキングスペースやガレージに駐車させたり、そこから出したりすることが可能となり、他にも最大39ものドライバーアシスタンスシステムが設定されていて、様々な形でドライバーをサポートする。
価格は67,800euroとなる。
*英字のプレス文なので翻訳ミスや一部日本仕様と異なる可能性がある点、ご了承いただきたい。
人気ブログランキングへ