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ソニー・ホンダモビリティ株式会社が新ブランドAFEELAを発表 [車]

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ソニー・ホンダモビリティ株式会社は、Las Vegasで開催されたCES2023において、新ブランドAFEELAを発表し、新たなモビリティの提案として、プロトタイプを初公開した。

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本プロトタイプのデザインで目指したのは、新たなモビリティの価値基準の創出。
クルマを構成する主な要素が動力性能やパフォーマンスから、ソフトウェア、ネットワーク、ユーザーエクスペリエンスに変わっていく転換点において、今までの車両デザインに求められた個性や造形のあり方を見つめ直すとともに、積み上げられてきた価値観を磨き上げることで、本質的な価値を浮き彫りにし、ピュアで強いデザインに昇華することを目指した。

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ボディサイズは全長4895mm×全幅1900mm×全高1460mm、ホイールベース3000mm。

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エクステリアは、モビリティと人がインタラクティブなコミュニケーションをするため、知性を持ったモビリティがその意思を光で語りかける” Media Bar”を搭載。
今後、さまざまなパートナー、クリエイターと共に、可能性を幅広く模索していく。

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足回りは、フロント245/40R21、リア275/35R21で、サスペンションはフロントダブルウィッシュボーン、リアマルチリンクを採用し、駆動方式は四輪駆動。

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インテリアは、まるで繭に包まれたような、無垢でやさしいラウンド基調のデザインとした。
単に心地良いだけでなく、注意を逸らす装飾性を極力無くし、カラーリングもシンプルを徹底。
人を中心とし、人が求める機能と体験の実現を目指す。
キャビンの乗員人数5人。

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フロントエリアの両端まで横一線に広がるパノラミックスクリーン、そしてその画面表示を遮らないよう配慮された独自設計のステアリングを採用。
手元の操作性はもちろん、メーターなどの走行情報も瞬時に視認可能。

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最大800TOPSの演算性能を持つハードウェアには、Qualcomm Snapdragon Digital ChassisのSoCを採用予定。
今回のプロトタイプには、車内外に計45個のカメラ、センサー等を搭載。室内のインキャビンカメラやToFセンサーにより、ドライバーの運転状況や走行状態をモニタリングし、不慮の交通事故防止へ貢献する。

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新しい HMIを提案し、クラウドで提供するサービスと連携することで、ユーザーごとにパーソナライズされた車内環境を実現。ユーザーに運転以外の楽しみを提供する。
リアルとバーチャルの世界を融合していくことで、移動空間をエンタテインメント空間、感動空間へと拡張。メタバースなどデジタルをフルに活用し、新しいエンタテインメントの可能性も追求。その一例として、Epic Gamesとモビリティにおける新しい価値観やコンセプトの検討を開始。
センシング技術を活用した拡張現実(AR)によって直観的なナビゲーションの提供を目指す。

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本プロトタイプをベースに開発を進めていき、2025年前半に先行受注と発売を予定し、デリバリーは2026年春に北米から開始するという。


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