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【海外】Audi grandsphere concept [車]

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Audiは、IAA MOBILITY 2021においてEV車のgrandsphere conceptを発表した。

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sphereコンセプトカーの第2弾となるgrandsphereに採用されているテクノロジーとデザインは、数年後のAudiモデルに再現されることになり、grandsphere conceptは、自動車業界の技術改革とまったく新しい包括的モビリティのトレンドセッターになるという、ブランドの主張を具現化しているという。

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ボディサイズは全長は5.35m×全幅2.00m×全高は1.39m、ホイールベース3.19m。

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エクステリアは、シングルフレーム上部の薄型ヘッドライトユニットのライティングユニットが、Audiの4リングスエンブレムを連想させる。
2つのリングが交差する領域は、瞳のように拡大、分離され、まったく新しい印象的なデジタルライトシグネチャーを生み出している。

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リアのライティングユニットにも同様のグラフィックが反映され、Audiにおけるライトデザインの特徴的なキャラクターとなっている。

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インテリアは、水平基調の装飾パネルと機能エレメントで、広々としたインテリアにはオープンな雰囲気が漂い、ステアリングホイールやペダル類、あるいは従来型のダッシュボードがないユニークなスペースは、開放感で満たされている。
複数のディスプレイが設置され、これらはフロントウィンドー下のウッドサーフェスに投影する方法が採用されている。

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乗員を事前に認識してドアを開き、パーソナライズされたディスプレイとアンビエントライトで迎え入れ、空調やシートポジションなどを各乗員に合わせて調整し、インフォテインメントシステムは、乗客が最近使用したサービスにアクセスし、シームレスにそのサービスを再開する。

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レベル4の自動運転では、ステアリングホイールとペダル類が格納され、フロントエリアがあらゆる意味でフリースペースとなり、大きなフロントおよびサイドウィンドーのおかげで素晴らしい視界が広がり、移動の可能性も最大限に確保される。
自動運転モードでは、投影面で映画を楽しんだり、インフォテインメントコンテンツを表示させたり、ビデオ会議の画面として利用したりすることができ、投影面の下にはセンサーバーが一体化されていて、音楽再生やナビゲーションなど、異なるコンテンツを素早く切り替えられるよう工夫されている。

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コントロールは、MMIタッチレスポンス、アイトラッキング、ジェスチャー、ボイスコントロール、手書き入力、タッチ入力など複数のインターフェースが用意されている。

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電気モーターはフロントアクスルとリヤアクスルリアアクスルに搭載して四輪を駆動。
最高出力720ps、最大トルク97.9kgmを発生。
0-100km/h加速4.0秒を実現。
容量120kWhのバッテリーモジュールを採用し、航続可能距離は750km以上(WLTPモード予測値)。
バッテリーはボデイ中央下部に搭載し、車両の重心を下げて敏捷性を高めている。
800Vの充電テクノロジーを採用することにより最大270kWで充電可能で、10分の充電で300km以上の走行が可能。

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電気自動車用に設計されたサスペンションは、フロント5リンク、リアアルミ製マルチリンクを採用。
四輪操舵システムにより、長いホイールベースにも関わらず優れた取り回し性を誇る。
フロントカメラを介して不整路面を認識し、予測制御も行うアクティブサスペンションを採用。
ナビゲーションシステムの地形学的データに基づいて、カーブの半径、勾配、傾斜などの情報をシステムに取り込むことも可能となる。

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2021年8月に発表したEVロードスターのskysphere conceptは、可変ホイールベースを備え、ドライバーが操作するスポーツカーから自動運転のGTへと姿を変える印象的な自動車の壮大なビジョンを示している。
今回発表のgrandsphere conceptに続き、2022年に第3弾として登場するurbansphereは、同じ基本コンセプトを採用しているだけでなく、レベル4の自動運転が可能という点でも共通していて、このテクノロジーを2020年代の後半に実現することを目指しているという。

*英字のプレス文なので翻訳ミスや一部日本仕様と異なる可能性がある点、ご了承いただきたい。


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