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【海外】Audi activesphere concept [車]

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Audiは、activesphere conceptを発表した。

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Audiが提案する次世代コンセプトモデルの、skysphere concept、grandsphere concept、skysphere conceptに次ぐ4番目のモデル。
https://tabibitoblog.blog.ss-blog.jp/2021-08-11
https://tabibitoblog.blog.ss-blog.jp/2021-09-03-2
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ボディサイズは全長4980mm×全幅2070mm×全高1600mm、ホイールベース2970mm。

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エクステリアは、シングルフレームの左右上方にスリムなヘッドライトユニットを配置。
このライティングユニットは、Audiの4リングスロゴを反映したデザインで、2つのリングの交点を拡大および分離することによって瞳を形成している。
このAudi eyeと呼ばれる新しいライトシグネチャーを、grandsphereで初採用し、オンロードとオフロードのドライビングモードのライトシグネチャーに、それぞれ独自のバリエーションが設定されている。
デイタイムランニングライトとリアライトは、超微細マイクロLEDテクノロジーを使用して、精細度とコントラストをさらに高めている。

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Cピラーは、activesphereのダイナミックなシルエットを保つために変化することはなく、リアシート後方のラゲッジフロアから電動バルクヘッドが展開して、キャビンを雨や風から保護する。
ルーフ構造の中央には、スキーラックが組み込まれていて、定位置では完全にルーフとフラットな状態になっておりほとんど見えないが、必要に応じて展開することで、スキーを安全に取り付けて運ぶことが可能。

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リアは、ボディ形状を変化させる機能を備え、数秒でピックアップに変化させることが可能。
透明なリアウィンドウスライドをルーフとほぼフラットな状態にスライドさせることができ、リア下部の垂直部分が、手前、水平に展開することにより、電動自転車用のブラケットを備えたアクティブバックと呼ばれる荷台が出現する。

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足回りは22インチの大径ホイール、タイヤサイズは285/55R22を採用。
サスペンションは5リンクタイプで、アダプティブダンパーを備えたアウディアダプティブ エアサスペンションも装備している。
最低地上高は208mmだが、オフロード走行時には40mm高く、オンロード走行時には40mm低くすることが可能。
アプローチアングル18.9度、ディパーチャーアングル28.1度を確保している。

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インテリアは、水平方向に配置されたコントラストカラーが特徴で、シート面とドア、フロントパネルには温かみのあるラバレッドカラーで統一され、ダークカラーのエクステリアと見事なコントラストを醸し出している。
このセントラルゾーンの上下には、ダーク系のカラー(ブラック、アンスラサイト、ダークグレー)が採用されている。
4座のセパレートシートは、高い位置にある長いセンターコンソールを延長するかのように配置され、センターコンソールと平行に設置されたシートシェル内側の上端は、アームレストとして機能する。

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自動運転モードで走行しているときは、ダッシュボード、ステアリングホイール、ペダル類は見えない位置に格納され、フロントシートはドライバーの前に、フロントエンドまで広がる開放的なスペースが出現する。
クリアな視界を確保するために、ひとつのフレームの中に完全な1枚のガラスを採用しているので、遮るもののない前方視界を乗員に提供する。
ダッシュボード自体は、ウッドパネルを介して大きなサウンドバーとして機能するだけでなく、展開・格納の両ポジションで、スマートなエアベントとして機能する。

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ドライバー自ら運転する場合は、ダッシュボードとステアリングホイールがフロントウィンドウ下から展開し、ドライバーは人間工学に基づいた理想的なドライビングポジションに調整することができる。
ドアに設置されたMMIタッチレスコントロールは、ウィンドウの開閉やシートの調整などを、目と手で操作することができる。

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クルマとユーザーの間のインターフェイスは、物理的現実とデジタル領域を組み合わせて、Audi dimensionsと呼ばれる新しい世界を創出している。
新しいシステムの中心となるのは、革新的な複合現実ヘッドセットで、ドライバーとパッセンジャーが個別に利用できる。
先駆的な世代のテクノロジーを採用した最初のクルマであり、現実世界とデジタルワールドを重ね合わせた次元にインタラクション、つまり相互作用の次元を追加する。
前例のない光学精度、最高の解像度、優れたコントラストを備えたこのシステムは、肉眼では見えないコントロールパネルとディスプレイを見ることができ、ユーザーが情報に目を向けて関心を示すと、システムはより詳細な情報を表示する。コンテンツは、ユーザーがその情報に注目してジェスチャーで示すと、アクティブでインタラクティブな要素に切り替わる。

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パワーユニットは、前後のアクスルに電気モーターを搭載。
最高出力442ps、最大トルク73.4kgmを発生。
駆動方式は四輪駆動のquattro。
バッテリー容量は100kWhで、800Vの充電テクノロジーに対応。
急速充電ステーションを使用すると最大270kWの出力で充電が可能で、5~80%までの充電は25分以下で完了し、10分間の充電で300km以上走行が可能となる。
最大航続可能距離は600km以上になるという。

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*英字のプレス文なので翻訳ミスや一部日本仕様と異なる可能性がある点、ご了承いただきたい。


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