【海外】Mercedes-Benz Guard: special protection ex factory for more than nine decades [車]
Mercedes-Benzは、スペシャルプロテクションモデルGuardのリリースを行った。
Mercedes-Benz初のスペシャルプロテクションモデルは、1928年のNurburg 460 プルマン(W 08)Pullman Saloonがルーツ 。
それから90年以上にわたり、各国要人などの安全を守り続けてきた
Guardモデルは、ドア、後壁、サイドコンポーネント、ルーフ、ファイアウォールなどに使用するすべての保護部材を完成車に後付けするのではなく、特別な生産工程で最初からボディシェルに組み込んでいる。
顧客やドライバー向けに実施される、Guardモデルの安全運転トレーニングは、車両価格に含まれている。
ボディシェルと外部スキンの間には、特殊鋼合金や高強度材で作られた補強材を組み込み、アンダーボディは、各車両に専用設計発した装甲により保護されている。
ガラスの内面はポリカーボネートでコーティングされ破損を防止し、素材と厚みは高度な安全要件を満たしている。
これらの堅牢な組み合わせにより、効果的に乗員を徹底的に保護しながらも、インテリアは快適性を追求。
サスペンション、ブレーキ、スプリング、アシスタンスシステムは車重の増加に対応し、優れた快適性と、ほぼノーマルライクなハンドリング特性を提供する。
Guardモデルには下記のような特別装備が用意される。
・煙や刺激性ガスから乗員を保護するための非常換気システム
・自動作動式消火システム
・サイレン、回転灯、トランシーバーなどの機器
・緊急スターター用バッテリー
・パニックアラーム
・外部コミュニケーションシステム(スピーカー、マイク)
その他のオーダーについても顧客からの要望を聞いて、ソリューションを提案するという。
現行のラインナップは3モデル。
全てのモデルはウルムのプルーフハウスより公式認証を取得しており、防弾性能のガイドラインBullet Resistant Vehicles(BRV 2009)バージョン2に適合している。
このテストでは、ボディと窓がアーマーピアス弾薬を使用したアサルトライフルに耐える性能が求められ、VR9と比較してVR10はさらに20%以上の貫通力に耐えなければならない。
全てのモデルは爆発物から乗員を効果的に保護するため、ルーフ、フロア、ボディサイドは防爆ガイドラインExplosive Resistant Vehicles(ERV)2010に準拠している。
Maybach S650 Guardは、民間車両で現在最高の弾道保護クラスVR10に適合。
全長5462mm、ホイーベース3365mmと、S-Classのロングホイールベースモデルよりも200mm長く、延長分はリアシートの居住性を向上。
左右ともエグゼクティブシートを装備し、各種オプションも多彩に用意されている。
Maybach S650 Pullman Guardは、2つのエグゼクティブシートを装備し、セグメント最大のリアレッグスペースと乗降性を実現。
Pullmanならではのレイアウトとして、電動格納式パーティションの後ろの向かい合ったシートを装備する。
伝説的な Benz 600 Pullman (W100)同様に、Maybach S650 Pullman Guardも堂々たるボディサイズ。
全長はS-Classと比較して1053mm長い6500mm。
ホイールベースはS-Classと比較して100mm長い1598mm。
全高はS-Classと比較して100mm高いヘッドルームを確保している。
Benz S600 Guardは、インテリアの素材、雰囲気、仕上がりが高級サロンの雰囲気。
全長5255mm、ホイールベース3165mmにより、余裕の室内空間を実現。
運転支援システムや快適性を高める各種装備など、S-ClassのDNAを引き継いでいる。
プロテクション能力と合わせランフラットタイヤを装備。
迅速に危険エリアから速やかに避難するために、最高出力530ps/1900rpm、最大トルク84.6kgmの強力なV型12気筒エンジンを搭載している。
*英字のプレス文なので翻訳ミスや一部日本仕様と異なる可能性がある点、ご了承いただきたい。
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