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【海外】The new Audi A8 L 60 TFSI e quattro [車]

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AUDIはA8に新しいプラグインハイブリッドモデルの、A8 L 60 TFSI e quattroを発表した。

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パワーユニットは3.0リッターV型6気筒ガソリンターボエンジンと電気モーターを搭載。
エンジンは最高出力340ps、最大トルク51.0kgm、モーターは最高出力143ps、最大トルク35.7kgm、システム合計で最高出力449ps、最大トルク71.4kgmを発生。
トランスミッションは8速ティプトロニック、駆動方式は四輪駆動のquattro。
0-100km/h加速4.9秒、最高速度250km/h(リミッター作動)、EVモードでの最高速度135km/h、航続距離は46.0km/L。
エンジンは最新の排ガス基準であるEuro 6d tempに準拠している。

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2つのMMIディスプレイ下にあるEVソフトキーを使用して、モーターとエンジンの相互作用を調整することが可能。
デフォルトではEVモードが起動して、電力のみで走行する。
エンジンはドライバーが特定の抵抗を超えてアクセルペダルを踏み込んだ時にのみ作動する。
作動ポイントは、その時に利用可能な電力量に基づいてい可変となる。
ハイブリッドモードには、オートとホールドの2種類のオペレーションモードを設定。
オートを選択しMMIナビゲーションプラスでルートガイダンスが開始されると、予測効率アシスタントが起動する。
市街地や渋滞路などに電気で走行する部分が多くあるため、バッテリーの充電はルートに沿ってインテリジェントかつ最適に分散される。
可能な限り電気で走行し、目的地に到着するまでにバッテリーの電気を完全に使用するよう制御する。
ホールドを選択すると、バッテリーの放出と回復を最小限にとどめ電力を維持する。
維持した電力を都市部などで使用することにより、排気ガスの放出や騒音を抑えることができる。

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予測効率アシスタント(PEA)システムは、制限速度、道路の種類、上り坂や下り坂の勾配など、ナビゲーションデータから取得した直近の環境からの情報を提供。
前方のトラフィックを監視するカメラとレーダーからのデータも含まれる。
ドライバーがアクセルペダルから足を離すとPEAが規則を引き継ぎ、ナビゲーションデータに加えて前の車までの距離も考慮し、エンジンをオフにしたままフリーホイール走行をするか、動エネルギーを電気エネルギーに変換して回収するコースティング回生にするかを決定する。
コースティング回生により最大25kWの電力を回収できる。
電気モーターは最大0.3Gの低から中程度のブレーキ操作を全て実行する。
これは日常運転における全てのブレーキ操作の90%以上を占める。
強い減速時にのみ油圧ホイールブレーキと連動するが、電動ブレーキと油圧ブレーキの間の移行は感知することはできない。
ブレーキペダルは常に正確に調整でき、良好なフィードバックを提供。
減速時の回生能力は最大80kWを実現している。

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アダプティブクルーズコントロール(ACC)がアクティブな場合、PEAは減速だけでなく燃費効率の良い加速でもドライバーを支援する。
ドライバーはアウディバーチャルコックピットおよびMMIタッチレスポンスオペレーティングシステムで、電気駆動に関する様々な情報を見ることができる。
ディスプレイには2つのドライブユニットのパワーメーター、航続距離、現在のエネルギーフローが表示される。

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アウディドライブセレクトはコンフォート、エフィシェンシー、オート、ダイナミックの4つのモードから選択可能。
ドライバーは駆動システム、エアサスペンション、ステアリングの設定を選択することができる。

2019年第4四半期にデリバリーされ、価格は109,000ユーロからになるという。

*英字のプレス文なので翻訳ミスや一部日本仕様と異なる可能性がある点、ご了承いただきたい。


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