「丸天」で飲み

11月の長野･静岡方面の旅4日目の夜。



沼津港の「丸天」に向かう。
http://www.uogashi-maruten.co.jp/



店頭サンプルを見るとカキフライをメニューに発見。
刺身系をいただこうと思っていたのだが、カキフライにはかなりそそられる。
ただしこの店は量が多いので、飲みながら料理を2品オーダーするのはかなり危険。



店舗到着は20:20頃。
日中は行列だが、さすがにこの時間は空席もある。
ラストオーダーは20:45との事だが、それだけあれば十分飲めるので全く問題なし。



カウンター上部のメニューがオススメなのかな。
ただし遅い時間なので売り切れの札が多くなっている。
残念ながらカキフライも売り切れになっていた。
まーこれでオーダーするかしないか悩まないで済む。



メニュー下にはかさご唐揚（500円）が山積みになっている。



ざっと数えたところ1皿に30匹以上なので、合わせて150匹位だろう。
こんなに売れるのかな。



さて通常メニューを見る。
かなりくたびれていて見えない部分もある。
なにより汚らしい。
刺身メニューを見て少し悩むが、上刺身盛り、そして生ビールを一緒に持ってきてもらうようオーダー。
思っていたより早く、4～5分で運ばれてくる。



上刺身盛り（2,160円） 生ビール（648円）



生ビールはサッポロ。
648円はかなり高いと思うが、大き目ジョッキなのでよしとする。



上刺身盛りは13点盛。
添えられたわさびと生姜用に醤油皿が2皿用意されるのは気が効いている。



あじ
沼津港といえばあじ? だろう。
見た目は悪くないのだが、味の方はスーパーのパックレベル。
閉店間際なので鮮度が落ちてしまったのだろうか。



太刀魚
旬は7～11月なのでちょうどいい時期。
白身魚であるが、うっすらピンク色の切り身。
刺身ではあまりいただいた事がないのだが、コリコリとした食感が特徴的。



サーモン
脂がのっているが、このレベルであればどこでも食べられる。



ここで生ビールをおかわりする。



生海苔
量は少なかったが磯の香りがなかなか良かった。



まぐろ
まぐろは2種類盛られていた。
まぐろの種類が違うのか聞いてみたが、部位が違うとの事。
こちらはスーパーのパックレベルであった。



まぐろ
もう一方のまぐろ。
こちらも普通であった。



さざえ
スライスされた物が殻に乗せられていたが、小さいサイズが2切れのみ。
あまりにも少なくて味はよく分からなかった。



桜えび
生の桜えびは久しぶりにいただいた。
日本国内の水揚げ量の100%は駿河湾産だという。
これのかき揚げがいただきたくなってきた。



ぶり
旬は12～1月と少し先だが、脂がのってそこそこおいしかった。



しらす
生姜をのせていただくといいと聞いた。
生姜がさっぱりしていていい。



ここで生ビールをおかわりする。



赤貝
コリコリとした食感ではあるが、鮮度が今イチな印象。



定食セット（216円）
ここでラストオーダーとなり〆に入る。
生ビールは3杯だけだったが、ここに来る前にロング缶を2本空けてきたので、この位でいいだろう。
ご飯は丼ぶりにご飯がたっぷり盛られている。
みそ汁は魚で出汁を取ったのだろう。
かなり濃い目の出汁が効いている。



甘エビ
かなり大き目の甘エビ。
もしかして甘えびでないかもしれない。
頭の中身までいただく。



うに
上刺身盛りだからついてきたのだろうか。
うには好きだが、これはなくてもいいかな。



さてご飯とみそ汁はおかわり自由とのことなので、ご飯をおかわりする。
1杯目より多めに盛られてきた。
ところでみそ汁に生海苔を入れると魚の出汁に磯の香りが加わり、絶品みそ汁になった。
この日はこれが一番おいしかった。
お腹に余裕があれば、みそ汁もおかわりしたかったところ。
後半のご飯はお腹が苦しくなってくるが、絶品みそ汁に救われて完食。
お会計は4,320円。
50分ほどの滞在でこの価格は高いかなと思う。
それよりこの店は来るたびに味が落ちている。
その方が残念である。
観光地化されてしまったので、仕方がないのかな。

【店メモ】
訪問日：2016/11/05（土）
店名：魚河岸丸天 魚河岸店
住所：静岡県沼津市千本港町114-1
電話：[phone]
営業時間：7:00～21:30
定休日：年中無休


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