BMW X3 xDrive20d M Sportに試乗してきた

BMWディーラーからマイナーチェンジしたX1が入荷したとの連絡があり、久しぶりに寄ってみた。



ショールームでX1とX2を見比べていると、X3ディーゼルの試乗を勧められる。
先代モデルのディーゼルの試乗は2度ほどしたことがあるのだが、そういえば新型はまだなので試乗してみることにした。



試乗車はX3 xDrive20d M Sportで価格は745万円。
ボディカラーはオプションのブラックサファイア（95,000円）で結構迫力がある。
ボディサイズは全長4720mm×全幅1890mm×全高1675mm、ホイールベース2865mm。
Mエアロダイナミクスパッケージ、19インチMライトアロイホイールなどを装備している。



パワーユニットは2.0リッター直列4気筒ディーゼルツインターボエンジンを搭載。
最高出力190ps/4000rpm、最大トルク40.8kgm/1750-2500rpmを発生。



早速乗り込んでみる。



クロスレザーコンビネーションシートはしっかりとした印象。



リアシートは40:20:40分割可倒式。
レッグスペースはゆったりしている。



ウォークナッパレザーのパドルシフトつきマルチファンクションMスポーツレザーステアリングホイールはやや太めな印象。
12.3インチマルチディスプレイメーターパネルは見やすいが、個人的には電気的な故障のリスクが低いアナログメーターの方が好み。
エンジンを始動させてみる。
車内ではエンジン音はそれほど気にならないが、車外に出るとガラガラとディーゼルエンジンらしい音がするが、それほど気になるレベルではない。
ちなみに試乗車の走行距離は1500kmほど。



トランスミッションは8速スポーツATでボタン操作に慣れが必要。
さてギアをDに入れスタートしてみる。
ディーラーから国道に出るには歩道を通過する必要があるのだが、歩道をゆっくり通過しようと思いブレーキペダルから足を外すが発進しない。
そうか、ブレーキホールドが付いているがついているからブレーキペダルから足を外してもブレーキは効いたままなのか。
アクセルを踏んでスタートする。
それなりの巨体なのだが、発進時のハンドル操作含め軽快な印象。
街中での発信加速はほぼ問題なし。
この後首都高に入り上り坂を加速した際に、ややディーゼルらしいもたつき感を感じた。
そして車内に侵入してくるエンジン音も、ディーゼルらしいものであった。
そしてカーブでのロールが思ったより大きく、少し怖い感じがした。
これは普段乗っているX1の車高が低く運動性能が高いため、同じようなカーブではロールを感じることがないことがないからなので、普通のSUVなら許容できる範囲。
逆に車高が高ことで運動性能と引き明けに高いアイポイントにより、先が見渡せて運転しやすいとも感じた。



さて自宅のガレージに入れてみる。
うん、なかなかいい感じ。



ただしX1と比較して全長が長いため、オートバイの駐車スペースに影響が出る。
この時はオートバイ1台だったが、2台置くことは不可能と分かった。



試乗を終えて見積りを出してもらう。
オプションのパノラマサンルーフ（206,000円）などを追加して、合計800万円ほど。
ここからかなり値引きできるとのことだが、ここまで出すならPorsche Macanの方がいいかな。
BMWで検討するならX1に絞ることにした。


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