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【海外】The new Mercedes-AMG GT and AMG GT R PRO [車]

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Mercedes-Benzはロサンゼルスモーターショー2018において、AMG GTシリーズのマイナーチェンジとAMG GT R PROの追加を発表した。

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AMG GT R PROはAMG GT Rをベースに、レーシングカーのGT3とGT4のノウハウを導入、エンジンパワーアップ、新型サスペンション採用、各部の軽量化、エアロダイナミクス向上などを図ったモデル。

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AMGサスペンションは、走行するコースに応じてスプリングやダンパーのセッティングを細かく調整することが可能。
フロントアクスルには、軽量カーボンファイバー製の可変式トーションバーが取り付けられ、リアのトーションバーも可変式で軽量化のため中空設計としている。

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球面ベアリングをリアアクスルのウィッシュボーン上下に装着。
従来のウィッシュボーンベアリングよりも耐摩耗性が高く遊びがないため、トーインとキャンバーは高負荷状態でも変化しないので、より正確に駆動することが可能。
リアアンダーボディのカーボンファイバー製パネルも、高いハンドリング性能に貢献。
この軽量高剛性のパーツがリア構造を補強し、ボディシェル剛性を高めている。
電子制御のダイナミックエンジンマウントとトランスミッションマウントはレスポンスを高め、高精度なフィードバックを得るために再チューニングされた。

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北米と中国を除きトラックパッケージを採用。
ロールオーバー保護システム、前席の4点式ハーネス、消火器を装備する。
ロールオーバー保護システムのボルト付きスチール製ロールケージは、メインロールバー、ハーネスを取り付けるためのブレース、2つの後方ブレース、後方の対角線のXブレースで構成。
北米と中国では、トラックパッケージの代わりにマットカーボンファイバートリムエレメントとトランクブレースが装備される。

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各部にカーボンファイバー製パーツを採用して軽量化。
ブラック塗装のキャリパーが付くセラミックコンパウンドブレーキシステムを装備。
クリアコーティングされたカーボンファイバー製のAMGバケットシート、北米と中国ではAMGパフォーマンスシートを装備。
軽量構造のAMGパフォーマンス5ダブルスポーク鍛造ホイールは、チタングレーで塗装され、リム部分は光沢の仕上げとなる。

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エアロダイナミクス向上は、フロントに新設計のリップスポイラー付きフロントエプロンを装備し。
フロントフェンダーのルーバーはフロントアクスルリフトの低減に貢献。
アンダーボディについては、フロントエプロン下のアクティブエアロシステムのAIRPANELが下回りの空気の流れを最適化する。
リアのスポイラーはリアアクスルのダウンフォースを強化する。

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パワーユニットは直噴4.0リッターV型8気筒ツインターボエンジンを搭載。
最高出力585ps/6250rpm、最大トルク71.4gm/1900-5500rpmを発生。
トランスミッションは7速デュアルクラッチのAMGスピードシフトDCT 7を採用。
0-100km/h加速3.6秒、最高速318km/h、燃費は8.1km/Lとなる。

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その他のAMG GTシリーズはパワーユニットに変更はないが、フル液晶メーターパネル、センターコンソールLEDターンシグナル/ポジションライト//デイタイムランニングライトを兼用する新デザインのヘッドライトユニットなどが採用された。

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*英字のプレス文なので翻訳ミスや一部日本仕様と異なる可能性がある点、ご了承いただきたい。


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